こんにちは、CrazyStoriesマーケティング事業部の加賀瑶市です。
私たちの所属するCrazyStoriesでは、「起業はマインドが8割」と教えられます。
私はコーチやカウンセラーとして活動していますが、その目線からみても「本当にその通りだ」と思います。
近年のビジネスや自己啓発業界では、知識やノウハウを伝えるものが大半になっています。
本屋に並んでいるのは「成功する方法」を紹介する本や、「簡単に誰でも」結果が出せると謳うものばかりです。
確かに知識やノウハウも、起業するにあたってはとても重要です。
しかし、いくらセミナーで知識を学んでも、どれだけ優秀なコンサルティングにやり方を教わっても、土台がしっかりと構築されていないと、崩れてしまう危険があるのです。
知識やノウハウは、マインドというしっかりした土台の上に積み上げることで、はじめて真価を発揮します。
では、そのマインドとは一体どんなものなのか?
今回の記事ではその中の一つをご紹介していきます。
ぜひ最後まで読んで、ご自身を振り返ってみてください。
起業はマインドが8割! うまくいくために思考の土台を構築しよう
起業家を目指すうえでなぜマインドが大事だと言われているのか?
世界的な名著である、「7つの習慣」の中では、このように言われています。
一次的な真の成功とは、優れた人格を持つこと(人格主義)であり、社会的な成功、表面的な成功(才能などに対する社会的評価)、個性の発揮、コミュニケーションのスキル、他に影響を及ぼす戦略、前向きな姿勢などは、二次的なもの(個性主義)である。
ちょっと難しいかもしれないので簡単にまとめると、スキルなどの表面的なことでうまくいくのは、一時的なことであって、本当に長期的な真の成功を得るためには「優れた人格を持つこと」が必須である。
という感じでしょうか。
口ではいいことを言っていても、その人の生き方や在り方によって、まったく見え方が変わってきます。
たとえば、環境保全を声高に謳っている政治家が、裏で自分は排気ガスを大量に出す車に乗っていると知ったら、あなたはどう思いますか?
きっとその人の言葉を信頼はできなくなりますよね。
人って不思議なもので、心の奥底で思ってることがなんとなく相手に伝わってしまうものです。経験がある方も多いのではないでしょうか?
ビジネスとは、どこまでいっても対人とのかかわりです。
起業がうまくいく人のマインドセット 「加点思考」
では、どんなマインドを構築すればうまくいく人になれるでしょうか?
今回紹介するのは、「加点思考」という考え方です。
加点思考は、今の自分は100点である、という前提のもと、目標に向かって進んでいける、という考え方です。
今の自分はもう十分にできている。でも、もっと先にいけるんじゃないか?という動機で前に進みます。
今の自分でももう十分だけど、120点を目指してみよう、という感じです。
もうすでにできているので、不安になる要素もなく、ノーリスクで先に勧めるのでワクワクします。
そして、120点に到達したときにはかなりの満足感や達成感を得られ、ますます自信になります。
今の自分で大丈夫という「自己肯定」、さらなる高みを目指したいという「向上心」で進むので、軽やかで心地よく前に進むことができます。
また、もう一つの大きな特徴は、この考え方には天井がないということです。
100→120→140とどんどん上がっていき、自分に限界を課さず、どこまでも上を目指せる加点思考は、起業家を目指すのにはうってつけと言えます。
前に進むために足かせとなるマインドセット 「減点思考」
しかし、残念なことに多くの日本人は前述の「加点思考」よりも、圧倒的にこれから紹介する「減点思考」の方が多いです。
これは、前に進むためには足かせになってしまうマインドなので、特に起業家を目指すあなたは、なるべく早急に抜けることをおススメします。
日本人がハマってしまいやすい、「減点思考」とはどんな考え方なのか。
減点思考では、加点思考と違い、何か目標に向かって進むときに、「今の自分は足りてない」という思考からスタートするのが特徴です。
今の自分ではダメだから、その足りていないものを埋めるために、目標に向かうことになります。
わかりやすく言うと、今の自分は80点だから、100点を目指して頑張る、という感じです。
しかし、足りていない「自分はダメ」だから、それを改善「しなければならない」という義務感で努力するのは、結構大変だったりします。
動機が足りないものを埋める、というネガティブなものなので、進んでいる途中も苦しさがあります。
そのために挫折もしやすく、100点に到達しても、それが「当たり前の基準」「本来あるべき位置」なのでさほど満足感を得られるわけでもありません。
今の自分では足りないという「自己否定」、それを解消したいという「義務感」で進み続けるのは、なかなか難しいかもしれません。
二つのマインドの決定的な違い
いかがでしょうか。全体としてみた場合、得られる結果は明らかに加点思考のほうが優位です。
二つのマインドで違うのは、実は一番最初の「初期設定」だけなのです。
そして、減点思考の最もタチが悪いところは、100点に到達したあと、もう一度自分を80点に戻して再び100点を目指すというループになっていくことです。
目標に向かって進むプロセスはまったく一緒なのにもかかわらず、減点思考は全体的にネガティブな状態で、且つ100点という天井を抜けることができません。
一方加点思考は、全体的にポジティブで前に進みやすい状態でいられるし、120点に到達したあと、次の140点を目指すことができます。
今の自分が、もう十分なのか、足りていないのか。それを感じて決めているのは、誰でしょうか?
それは、他ならぬあなた自身です。
あなたが決めているので、つまり今この瞬間から、あなた自身が変えることができます。
加点思考になるために、どのような必要なマインド構築が必要か?
ご自身を振り返ってみてどうだったでしょうか。
あなたは減点思考でしたか?それとも加点思考でしたか?
これはどちらが正しくて、どちらが間違っているということはありません。
あなたが望む未来のために、必要だと思う考え方を選んでください。
そして、もし減点思考を変えたいと思うなら、ここからお伝えすることを参考にしてみてください。
なぜ減点思考になってしまうのか。それは、日本の教育の方針に原因があります。
「自分が満たされていない、足りていない」という感覚は、基本的に自分と誰かを比較することで生まれます。
日本の教育は、みんなが同じであるべき、という枠組みの中で比べられ、競わされるという仕組みになっていて、他人と比較してしまうというマインドが刷り込まれてしまうのです。
ここから抜けるためには、「自分は自分、他人は他人」と自分と他人が違う存在であることを心の底から理解する必要があります。
そのうえで、「自分には自分にしかない価値がある」と思うことができれば、自然と加点思考にたどり着けるはずです。
起業に必要なマインドは人間力の延長線上にある
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日お伝えしたようなマインドの話も、CrazyStoriesに入ることでたくさん学ぶことができます。
もちろん私もお手伝いしますし、ほかにも頼りになる仲間や講師陣がいます。
起業に必要なマインドは、「人間力」の延長線上にあります。
うわべのテクニックやノウハウで勝負するのではなく、自分の本質的な価値を高めることで、どんなビジネスでも成功できる人材になれるのです。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] マインドが8割! 起業家を目指すあなたに必要な考え方 ~加点思考と減… […]