こんにちは!Crazy Stories マーケティング事業部のあやぱんつこと、藤原彩です。
近年更に人気を高めているヨガ教室(ヨガスタジオ)は健康やリフレッシュ目的はもちろん、ダイエットやボディーメイクの目的で幅広い世代に人気です。
最初は趣味探しのために始めたヨガ。
続けていくうちにヨガに魅了され、ご自身もヨガインストラクターになって、
ヨガの素晴らしさを広めたい!
ヨガスタジオを個人で開業したい!
という方も多いのではないでしょうか。
ただ、、、
「開業の手段がわからない」「経営やったことない」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで!今回は、
ヨガインストラクターに資格は必要なの?
ヨガスタジオを開業するには?
ヨガインストラクターはいくら稼げるの?
大きく3つについて解説していきます!
ヨガインストラクターになり、独立・開業をこれから目指す方の目に留まれば幸いです^^
ヨガインストラクターの資格は必要?資格を取った方が良い理由
ヨガの資格はなくても、ヨガインストラクターになることは可能です。
ヨガの資格は民間資格であって国家資格ではありませんので、
資格がないからといって指導をしていけないということではないのです。
実際にヨガの資格はなくても、未経験可のヨガスタジオで働くヨガインストラクターもいます。
でも、
自分が通う立場だったら何を基準に選びますか?
資格を持ったほうが良い理由を大きく3つピックアップしました!
顧客様からの信頼へと繋がる
一番大きな理由と言っても良いのではないでしょうか。
レッスンを受講してくれる顧客様からの信頼が薄いこと。
例に2人のインストラクターを挙げてみましょう。
【資格を持ったAさん】
ヨガを始めた歴は短いけれど、自身もインストラクターになりたいと思い、ヨガインストラクターの資格を取得した。学んでいる内容もより専門的な知識を始め、人に教えることも講座で学んでいる。
現在は講座と提携しているスタジオでヨガインストラクターとして活躍し将来的に自身でスタジオを持つ目標がある。
【資格のないBさん】
ヨガインストラクターの資格はないけれどヨガレッスンを何年も受講していて、ポージングなども詳しく、独学で様々な知識を身につけられている。
最近フリーで活動を始め、ヨガスタジオやスポーツジムなどで活動を始めた。
もちろん、人間性で選ぶ方も多いのでどちらが正解という答えはありません。
ただ、資格があるかないかでいうと、
資格を取るためにより学びを深めているAさんのほうが、顧客様の第一印象は
資格保有者のAさんのほうが信頼性は高いかもしれません。
資格を得ることが全てではないですが結果集客数へのつながる結果や、
顧客様の不安を取り除くひとつの安心材料となります。
活躍できるチャンスの場が増える
2つ目に、活躍できるチャンスが増えることです。
それぞれの集客スタイルがあるので、一概には言えませんが、
最初はヨガスタジオやフィットネスジム、フィットネススタジオなどで採用をしてもらって働く場合も多いでしょう。
その場合、採用基準として資格があるかないかで判断されることがほとんどです。
どれだけ教えることがうまくいっても、
企業側も資格があることを信頼の一つとして判断します。
フリーランスで業務委託として働く場合も、同じように資格取得を求められる企業がほとんどです。
未経験可・無資格可の場合でも入社後に、
インストラクター資格の取得するプログラム企業も多い印象です。
それだけヨガインストラクターの資格取得を求められているのが現状です。
独学では得られない知識も得られる
いくら独学で勉強をして実際にヨガの指導をすることができても、
ヨガのポーズの細部チェックがされないままポーズを間違って覚えてしまい、
顧客様に間違って指導してしまうこともあります。
資格取得のスクールでは独学では学べないようなノウハウや、
インストラクターに必要なスキル、基本的な解剖学なども学ぶことができるので、
より説得力のあるパフォーマンスに繋がるだけでなく集客に繋がる人とのつながりもできるでしょう。
中には無資格でも素晴らしいヨガインストラクターもいるかもしれません。
でもヨガの資格を持っていないインストラクターよりも、
信頼を得やすいのは資格を持った人に教わりたいですよね。
ヨガ資格を取得できる環境なのであればヨガの資格は取得することをオススメします。
どの講座を受けるべき?
それは
どんなインストラクターになりたいかを決める
ことです。
この記事を読んでいる多くの方はすでにヨガをされていて、
ヨガインストラクターを目指されている方がほとんどかと思います。
なぜヨガを続けているのですか?
なぜヨガのインストラクターになりたいと思ったのですか?
必ず動機があるはずです。
どんな人にヨガを伝えたいのか。
どんな場所でどんな風に働きたいたいのか
によっても選び方は変わります。
例えば妊婦さんならマタニティーヨガの講座、
親子でもできるヨガ、シニア向けなど目的に別れた講座があるはずです。
特に方向性が決まっていないけどどうしよう。。
大丈夫です。
そんな方は指導者養成講座を受ければオールマイティに活動できますし、
インストラクターとして活動していくうちに、
自分のやりたい方向性が決まればその方向性に特化した講座を取得すれば良いのです。
マシンを揃えなくても比較的低コストで開業できるのがヨガレッスンの魅力の一つです。
ヨガスタジオ開業の為に必要なこと
主な開業の流れ・必要なことを以下で紹介していきます。
①開業する場所を決める
②開業資金準備・調達
③スタジオを持つ場合は物件を契約する
④開業届を提出する
⑤メニュー・料金設定を決める
⑥集客をする
⑦決済システムはどうする?
⑧オープン!
今回は特に①②について注目して説明していきます。
開業する場所を決める
開業する場所は今後の売上を大きく左右するポイントです。
開業手段として
・テナントを借りる
・決まった場所を持たず都度場所を借りる
・オンライン配信
・自宅で開業
の大きく4つが考えられます。
ここでは、それぞれのメリットデメリットを交えながら解説していきます。
テナントを借りての運営
ヨガスタジオ開業でもっともメジャーな方法がテナントを借りての運営です。
自身の思い描くスタジオを作ることができ、雰囲気も作り込める。
また店舗を構えているという点で顧客様に安心感を与えることができます。
メリット
- 店舗を構えているという安心感
- 自身の思い描くスタジオを作ることができる
- 規模感によっては複数人に対応可能
デメリット
- 物件を契約するため開業前のコスト確保が必要
- スタジオ開業までに時間がかかる
- 固定費がかかるため毎月の売上の確保も必要
小規模の場合は別ですが、せっかく借りるなら大人数にも対応できるようなテナントを借りることで、
より大きな収益も期待することができます。
開業前に資金を確保しておく必要はありますが、
フリーランスとして軌道に乗ってきた場合や、
ビジネスとしてしっかりと収益を上げる目標の場合はこの方法を選択することが良いでしょう。
決まった場所を持たず都度場所を借りる
ヨガのレッスンは基本的にはヨガマットさえあればOK!の場合が多いです。
ヨガマットを持参してもらうスタイルを確立すれば、場所の固定をしなくても運営しやすいことが大きなメリットです。また、初期費用を抑えたり、自宅開業だと考えられる防犯対策の必要もないのですがデメリットも存在します。
メリット
- 初期費用が抑えられるので、資金が少ない場合にはオススメ
- 場所を変えることで様々な顧客と繋がることができる
- 自宅開業の場合ではハードルの高い複数集客が可能
デメリット
- レッスンの都度、準備や撤収をする必要がある
- 移動が大変
- 毎回スタジオなどの予約をする必要がある
レンタルした場所に対してその都度料金を払えば良いため、
テナントレンタルに比べると初期費用が抑えられます。
まずはこの方法から初めて、資金調達や集客をしてから自身のスタジオを持つことを目標にする
のもひとつの手段です。
一度に大人数へのレッスンにも対応できるようになるのも大きな魅力です。
ただ、運営に一番手間のかかるのもこの方法です。
スタジオが予約できない日も出てくるでしょう。
最近では、テナントを借りるよりはお得な価格で定期的な契約ができるスタジオも増えているようです。
毎回の予約の手間を抑えたり、ある程度固定された場所で定期的に行うことができるので、
顧客にとってもより通いやすくなるでしょう。
オンラインで配信する
このコロナ禍でより急速に増えたサービスがオンラインサービスでしょう。
自身も顧客もどこにいてもサービスを提供することができるのが大きなメリットです。
場所の確保が必要ないため、初期費用が抑えられるのはもちろん
非接触で対応できるのはこのご時世ならではで安心ですよね。
メリット
- 場所移動の必要がない
- どんな場所でもエクササイズが可能
- 初期費用をかなり抑えられる
- 非接触でのサービス提供
デメリット
- 集客見込みがない場合は難しい
- レッスン単価が低いためいきなりオンラインだとハードルが高い
- 継続率が低い
対面でのサービス提供は直接交流があるため顧客満足度を挙げやすい反面、
オンラインのみのサービスだと満足度を上げることはインストラクター初期の段階だと
かなりハードルが高いでしょう。
オンラインサービスが充実している大手に集中しやすいため、
自身でオンラインビジネスから始める場合はシステムの構築なども必要なため初期投資も多くかかります。
対面との上手なバランスを取りながら工夫して集客や継続につなげていきましょう。
自宅で開業
ヨガレッスンは基本的にマシンの所有なども必要がなく、
騒音にもなりにくいので自宅で開業することも可能です。
メリット
- 初期費用を抑えられる(改装・増築などをしない場合)
- 確定申告の際、経費として申告できる
- 移動する必要がない
デメリット
- 家族の理解や近隣住民への配慮が必要
- 広いスペースを確保しにくいため大人数でのレッスンには向かない
- 防犯上でのリスクが大きい
自宅での開業の一番のメリットはなんと行っても初期コストの削減。
テナントを契約する方法に比べて初期費用に300万前後差が出ることも考えられます。
まずは早く始めたい。という場合は自宅で開業してしまうのが最も手っ取り早い方法でしょう。
ただし!
何かトラブルがあった際に自宅が知られてしまっているというリスクもあります。
頻繁な人の出入りは近隣住民から嫌がられたり、建物が禁止している可能性もありますので、
しっかりと周囲の理解を得る必要があります。
開業資金の準備や資金調達手段
どんな事業を始めるにも一番重要なことが開業資金の調達です。
ビジネス展開を考えてテナントを構えて開業する場合は一番ハードルが高くなるのも事実です。
自分はどのように開業したいかどうかで初期費用も大きく変わってきます。
しっかりと計画を立てて資金の目標金額を定めていきましょう。
基本的に必要とされるランニングコストとイニシャルコストは以下の通りです。
運転費(ランニングコスト)
企業などにおいて設備や建物を維持するために必要となるコストのことを言う。これは建物や設備ができあがり、稼動されるようになってから廃止をされるようになるまでの期間にかかるコストのことである。ランニングコストに計上されるのは、光熱費や保守点検サービス費や消耗品費など定期的に必要となるコストのことである。
引用:Wikipedia
- 賃貸料
- 広告費
- 水道光熱費
- 人件費など
設備費(イニシャルコスト)
新しく事業を始めたり、新しく機械や設備などを導入したり、新しく建築物を建築したりするときなどに、稼働するまでの間に必要となる費用のことである。初期費用ともいう。
引用:Wikipedia
- 内装などの工事費
- 備品購入費
- 物件の賃貸料
開業後のランニングコストは最低でも3ヶ月以上は確保しておいた方が安心です。
借りる物件にもよりますがテナントを借りる場合、
ランニングコストは最低でも1ヶ月あたり30万円は必要と言われています。
開業資金の目安を解説していきます。
テナントを借りての運営
立地条件が大きく左右するテナント運営。
好立地にすればもちろん家賃は高くなりますが、
地方での開業や駅から距離のある物件であれば約20万円〜30万円で借りることもできるため、
初期費用を200万円前後で契約することもできるようです。
もしも集客などに見込みがあり、自身の思い描くようなヨガスタジオを構えたい場合は、
防音やシャワールームなどの内装にこだわりを持ったりもできるでしょう。
物件や内装工事費など開業資金としては最低300万ほどは用意しておきたいところです。
都度スタジオを借りての運営
物件を持たない、このパターン。物件に関する初期費用は0円で計算しておくことができます。
ヨガマットなど必要最低限の備品のみ、持ち運びとなり、
音響機器などもスタジオ側で用意されている場合、備品の購入も最小限で抑えられます。
スタジオを借りるため資金がどれだけかかるのか予め計算しておくと準備しやすいでしょう。
テナントを借りるよりはかなりの低コストで開業可能です。
オンライン配信での運営
初期費用はほとんどかからないのがオンライン配信のメリット。
ただ撮影するだけでは他社との比較で埋もれてしまう場合があるので
撮影・配信環境などは整えておく必要があるでしょう。
お金をいただく以上、しっかりとしたビデオカメラやマイクなどを用意して
細かなところから信頼を構築する工夫をしましょう。
オンラインサービスが普及するようになったおかげもあり、高性能なマイクやビデオカメラも以前に比べると種類も豊富です。
また、マンツーマンレッスンやライブ配信など充実したサービスを手掛けるのであれば、
通信障害は避けたいところ。
サービス満足度を上げ利用を継続していただく上で、スムーズな通信環境の準備は必要不可欠!
妥協せずに整えておくことをおすすめします。
自宅でこじんまり運営
自宅でエクササイズできる広さがある場合、0円で開業することもできます。
ただ、近隣や家族へ迷惑をかけないためにも、場合によっては部屋に防音工事する必要があるでしょう。
また、スタジオとして運営をする以上、ある程度のトレーニング器具は準備しておきたいところ。
ヨガマットやヨガに必要な小道具など準備しておくと顧客満足度にも繋がるでしょう。
上記を全て検討すると、0円から150万あれば開業することも!!!
ここだけの話!ヨガインストラクターの年収や働き方は?
大手などのヨガスタジオで稼ぐ
1レッスン(60分)2,000 円〜5,000 円が相場です。
1時間5000円として、フルタイムにで8 時間ぶっ通しでのレッスンは難しいです。
頑張っても1日あたり3本のレッスンでしょう。
まずは副業から始める!という方の場合、月4本〜8本入れたとして、2万円から4万円ほどでしょう。
正社員などで働いた場合の、一般的な平均年収は地域や経験によって異なりますが、290~350万円が相場といわれています。
完全歩合制のフリーランス(業務委託)で稼ぐ
1レッスン3,000~4,000円で1日3レッスンとした場合、
年収200~300万円が相場といわれています。
交通費など諸経費が含まれていない場合が大きいので
その分も差し引かれるともう少し収入は下がります。
自分らしく自由に仕事をしたい!という方には合った働き方です。
自由に活動できることがメリットな反面、複数のスタジオで仕事を行き来する場合、
移動に労力を使うことも。
独立を目標にして集客や経営のノウハウを身につけるという意味ではメリットの働き方と言えます。
イベントを開催する
こちらも完全歩合と似てきます。イベントの内容にもよりますが、
例えば1 回の参加費が 1,500円とすると、人数を集めたら集めた分だけ収益になります。
場所代や交通費などを引くと手取り分は少なくなります。
ざっくり計算して10人集まれば1万円が収益といったところでしょうか。
例えば月1回、年4回のイベント開催などを行うことで集客を効率よく増やすことも可能なので、
イベント主催は今後ヨガで開業したい方にはオススメの手段と言えます。
パーソナルレッスン(個人レッスン)
ヨガインストラクターの中では、このパーソナルレッスンのみで生計を立てている人もいます。
グループレッスンよりは時間も少し長く、
90 分あたり 8000 円から 12000 円ほどの値段設定が妥当な金額です。
安すぎると収入にならないので、
値段設定を上げる場合は自身のブランディングや相応のサービスが提供できるように
スキルを磨きましょう。
ブランディングを構築することでより高収入が見込めるので
年収1000万も夢ではないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
- ヨガインストラクターの資格をとった方が良い理由
- ヨガスタジオを開業をする為に必要なこと
- ヨガインストラクターの年収や働き方
についてまとめていきました。
資格などのお話をしましたが、実際のところヨガ歴やポーズの上手さは競い合うものでもありません。
ヨガのインストラクターとして活動したい!ヨガで開業したい!と思う強い気持ちが大切で、
自分次第でどのような稼ぎ方もできます。
いかにファンをつけて、素晴らしさを伝えることができるか。
顧客様が魅力を感じて自分についてきてくれるか。
ヨガに限らず、どんな仕事においても開業や起業をするということは、
どれだけのファンをつけられるかどうか。
それを継続する仕組みを作ることができるかどうかが肝になります。
以上、I Mマーケティング事業部のあやぱんつこと、藤原彩でした!
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