こんにちは!I Mマーケティング事業部の中根実希です。
早速ではありますがみなさん、
今の日本は、超高齢社会なのです!!!
「少子高齢化社会だ!」
「過疎化が進みすぎてて、実家の町内はおじいちゃん、おばあちゃんばかり!」
「将来年金なんてなくなるぞ!」
なんて言葉も聞いたことがあるのではないでしょうか?
私も現在22歳。まだまだ人生はこれからというところです。
そんな私の実家も超!田舎!!
家の周りは、山!川!田んぼ!そして畑!!
コンビニやスーパーなんてあるわけなくて、交通機関もバスが3時間に一本通るだけ。
猪や猿、鹿、うさぎやリスさんが出てくるような自然豊かな場所なのです。
一見緑がたくさん、空気が美味しそうって感じがしますよね。
正直、そう言った面ではめちゃくちゃ良いですが、正直暮らしにくすぎる!!!
周りはお年寄りばかりで、一番近くの小学校も廃校寸前なのでは?ってくらい少子化も進んでいるのが現状。
私も今経営について、起業について学んでいて、やっぱり思いつくのは家族の悩み。
祖父母がもっと楽しく元気に、暮らしやすい場を提供したいって気持ちもあるんですよね。
と言うことで、今回は「高齢者向けビジネス」のメリットや問題点、おすすめの業種などをご紹介します!
日本の現状
少子高齢化社会
こちらは総務省が出しているデータになります。
このグラフを見てもわかるように、1995年をピークに働く年代の人口とともに、総人口数も減少しています。
それと同時に、65歳以上の人口は増加し、14歳以下の人口は減少していることもわかります。
超高齢社会
先程のグラフを見てわかるように、高齢者がどんどん増加していると同時に、「人生100年時代」なんてことも言われています。
お年寄りの方が元気に長生きしていることはとても良いことではありますが、これから社会のために働いていく世代である私にとっては、負担が大きすぎて、自分の生活プラス家族、そして働くことが出来ない世代の方達の支なければならないなんて心配ですよと言うのが本音。
とはいえ、こうなってしまったら仕方がない。
ビジネスを学んでいたら逆にこれはチャンスではないか!
やはり、ターゲットは人数が多くて、お金にも多少の余裕うがある層を狙うべし!
お金を奪い取る、だましとるのではなく、高齢者の方が抱えている悩みや問題を解決すること・価値を提供することがビジネスです!
超高齢社会でのビジネスチャンス
では、高齢者向けのビジネスを展開するメリット・デメリットは何があるのでしょうか。
高齢者向けビジネスのメリット
市場規模
まずは、現在の日本の総人口のうち27.7%が65歳以上の高齢者。そして今後も高齢社会はどんどん速度を増してやってきます。そのため、2025年には100兆円を超える超!巨大市場であるのです。
多種多様なサービスで、参入しやすい
高齢者向けサービスと聞いたら、「デイサービス」や「介護」などがパッと思いつく方もいるかもしれませんが、現代は高齢者のニーズから多種多様なサービスが登場してきているのです。
「ずっと健康でいたい」「ペットと元気に暮らしたい」「自分にあった質の高い食事を取りたい」などです。
介護の事業ではカバーしきれない、高齢者ならではのニーズが存在しています。
収益性はもちろん、社会貢献になる
市場成長率が高く、収益性といった面は魅力的で重要なポイントではあります。
しかしさらに、高齢者向けサービスというのは、”社会の役に立っている”と実感しやすくとてもやりがいが感じられ、社会貢献につながるビジネスでもあるのです。
私が提供するサービスを通して、高齢者の生活の質の向上につながる。地域社会貢献になる実感を得ながら、自分の才能を発揮することができるという点もとても魅力的なポイントです。
高齢者向けビジネスのデメリット
介護保険制度の見直しによる影響
「介護保険制度」という、介護が必要となった高齢者を対象に、社会全体で支える仕組みがあります。
介護に関わるビジネスはこの制度が関係してくるため、制度上の影響を受けてしまいます。また、この介護保険制度というのは3年ごとに改正され、従来のやり方、サービスが通用しなくなってしまったり、報酬についても見直され、売上や利益に大きな影響が出る危険もあるのです。
認知度が低い
高齢者の方は、若者に比べ情報収集ツールが圧倒的に少ないです。
そのため、せっかくこれは良いサービスだ!と思っても、ターゲットまで届きずらかったりするため、啓発活動などを通して関わる人を増やしていく必要があります。
モデルにできるビジネスが少ない
大きな市場規模ではありますが、まだまだ高齢者向けサービスというのは少なく、やっていたとしても数年の事業がほとんどです。
また、課題の状況というのは、地域ごとにも異なってきます。ですので必ず成功するモデルがなく、自分で試行錯誤の繰り返しでやっていかなければなりません。
高齢者が求めるものって?
高齢者が抱える問題点・ニーズ
高齢者と言っても、年齢層や地域、自身の状況によってさまざまです。
1人で住んでいる方や、家族と一緒に住んでいるという方、病気を持っている方や、病気は持っていないけれど、出かける元気はない、最近ではコロナウイルスによって、以前の趣味もできなくて行動範囲がさらに狭まってしまったというお年寄りの方もいることでしょう。ただ健康に暮らしたい、さらに充実した生活を送りたい。など色々な悩みがありますね。
起業をする際、自分と同世代の年代をターゲットにすると、考え方や悩みなども周りから意見を集めやすかったります。
自分とは離れた世代の方の悩みというのは、わかり難いところもありますが、そこをいかに引き出せるか、聞き出せるかだと思います。まずは身近にいる家族が抱えている悩みから聞いていくとわかりやすいですし、より丁寧に取り組めることでしょう。
高齢者ビジネスでおすすめ業種5選
高齢者向けビジネスの分野としては、住宅や趣味娯楽、飲食、サービスなどがありますが、今回は起業ということで、あまりお金をかけずに始められる業種をご紹介します。
デイサービス
デイサービスは、生活のサポートをすると同時に、介護の負担を軽減する事業です。
他のビジネスに比べると利益率も高いという特徴もありますし、初期投資費用を大きく抑えることも可能です。
宅配飲食サービス
栄養バランスの取れた食事を提供し、配達するという事業です。
高齢者は、体力の低下により買い物に行くことや食事を作ることが困難になってくるため、家まで栄養バランスが考えられた、その人にあった食事を届けてもらえるサービスというのは現在もニーズが高まってきています。
墓跡クリーニング
全国の墓跡の数は以前よりかなり多くなっているため、清掃や修復のニーズは高まっています。また、高齢者の中にはお墓参りに行きたくても体力的に遠くまでいく元気がなかったり、時間もかかってしまうため、掃除やお参りにいけないという方が一定数います。
遺品整理サービス
遺品整理のサービスにも注目が集まってきています。
遺品の整理作業というのは意外と大変で、精神的に負担も大きくかかるもの。
しかし、遺品整理サービスは、依頼者の方の気持ちをしっかり受け取り、よりそいながら作業しなければなりません。とてもデリケートなものになるため慎重に行わなければなりません。
お風呂洗浄サービス
最近コロナウイルスなどの影響もあり、若者初め高齢者の方も健康に対する意識や病気の予防ということに関心が集まっています。
その一つとして注目されていすサービスが浴槽の洗浄です。
洗浄だけではなく、高齢者の身体や心の衛生面でのサポートにもつながるのです。また、こちらのサービスは高齢者だけではなく、乳幼児のいる家庭からのニーズも高まっているようです。
もっと暮らしやすい世の中に
いかがでしたでしょうか?
このように、高齢者向けサービスというのは、まだまだブルーオーシャン状態。その分頑張らなければなりませんが、絶対にやりがいのあるお仕事ができるような気がしています。
私もこの記事を書きながら、祖父母のことを考えていました。
田舎の活性化もしたいし、私の祖父母であったら農業をやっているし、動物も好きだし。でも、体力には限界があり、諦めていることも多々。
また以前は、山登りやウォーキングもしていたけれど、コロナや体力面でその趣味もできない状態。
昔は私がたくさんお世話になった分、お返しをしたい!
ということで、以上、マーケティング事業部の中根でした!
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