こんにんちは。CrazyStoriesマーケティング事業部の小林です。
あなたは資格というとどのようなイメージを持っていますか?
学生時代の私の資格のイメージは受験や就職活動の際に活かすもので、持っているに越したことはないという認識でした。
実際に資格は非常に有用で、起業にも活かすことができます。
あなたが起業することに興味があるのならば、あなたにの事業に合った資格を取ることをおすすめします。
資格は無数に存在しますが、今回は起業する際に活かせる資格を中心にランキング形式で紹介していきます。
ではいきましょう!
起業視点での資格を持つメリットは?
日本で取得できる資格の数は国家資格としては1200以上、民間資格を合わせると3000以上あると言われています。
仕事に直結しているものや特定の技能のスキルアップ、趣味と実益を兼ねているものなど内容も豊富です。
資格がなくても起業することは可能ですが、実際に資格を持っていることで得られるメリットは3つあります。
専門資格で仕事に繋げられる
資格を持つことで仕事に直接つながることがあります。
仕事の中にはその資格を持っていないと従事することができないものがあるので、資格を持っていることでできる仕事の幅は広がります。
例でいえば、大型トラックの運転手になる場合は大型トラックを運転するために大型自動車免許が必要になったり、タクシー運転手をする場合には乗客を運ぶ車を運転できる第2種運転免許が必要になります。
仕事によって必要な資格が変わってきますが、資格を持っていると持っていないとでは雲泥の差があります。
資格が必要な仕事を選ぶことで誰でもできる仕事と比べて参入障壁が高くなるので起業をする際の手のひとつとして魅力的といえるでしょう。
起業後の会社運営時に適切な選択が取れる
法的知識や資金繰り、税制や経理処理などに関する資格を持つことができれば、あなたが会社運営をしていく際に適切な選択をすることができます。
健全な会社運営をしていかなければ継続して事業を続けることはできません。
法的知識や資金繰り、税制や経理処理等の資格は直接仕事につながることもできますが、会社運営をしていく中で必要な知識にもなります。
仕事にならずともあなたの経営する会社の経営状況を深く知ることができ、会社が傾きかけている際にも適切な立て直しを図ることもできます。
資格は専門のスキルやノウハウ、知識として使えることができるのでおすすめです。
社会的信用を得られる
経営者自らが資格を持っていることで、取引先や業界内の他者から信用を得ることができます。
一般に認められている資格はそのもの自体に信用を得るための目安となります。
初対面の人でもその資格を持っていることでその分野の専門知識や能力を持っていることを認知できるので、資格は他者からの信用を得られる担保としての見方ができます。
資格を持っている人と持っていない人とでは発言の重みが変わります。
資格を持つことでビジネスを進める上での提案に説得力が増し、事業を軌道に乗せやすくなります。
また、起業したての場合は周りから認知されていないことが多いので周囲から信用を得るために資格や肩書きがあることは大変有利にはたらきます。
起業に活かせるおすすめ資格ランキング
これから起業に活かせる資格をランキング形式に紹介していきます。
もしあなたが気になっている資格でここに挙げられていなくても問題ありません。
ここでは起業時、起業後に活かせるものを選んでいるので、別であなたのやりたいことに合った資格も調べてみてください。
1位 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーの資格を得ることで金銭的な面を全面的にフォローすることができ、資産運用やリスクマネジメントも行うことができるようになります。
また、実務面でも財務や税務における帳簿や資料を深く読み取ることも可能になります。
会社運営をする時には必ず資金繰りや税金、保険などのお金に関わる問題が出てきます。
経営面を考えるとファイナンシャルプランナーは実益の大きい資格と言えるでしょう。
ファイナンシャルプランナー(FP技能士)の2級以上は受験資格がありますが、3級は受験資格もなく、比較的に容易に取得することができるのでおすすめです。
2位 日商簿記検定
日商簿記検定は財務に関する資格の中でも経理処理に特化した資格になります。
簿記は日々のお金の出入りの流れを細かく記録するものです。
簿記の資格を得ることで記帳や帳簿に必要な知識の読み解く能力を得ることが出来ます。
経理処理を自分でやらなかった場合にも経営者自身が簿記を取得することで会社の資金繰りや経営状況を把握することができるようになります。
日商簿記検定は民間資格ながらもよく知られており、持っていると経理関係が強いと周りから認識されます。
受験資格もなく、誰でも受けることが出来ます。
3級は比較的簡単に取ることができ、経理に関する基本的な知識を身につけることができます。
2級以上は肩書きとして有用で、1級に合格することで税理士試験も受けることができるようになります。
3位 中小企業診断士
中小企業診断士は中小企業の経営状況に関しての問題点を診断し、どこを改善すれば経営状態が上向くのかをアドバイスすることのできる国家資格です。
いわば、国公認の経営コンサルタントの資格と言えます。
財務や税務のみならず、マーケティングや人事に至るまで網羅する経営のスペシャリストであり、経営者自身が取得することで適切な経営判断を出すことができます。
経営のスペシャリストな為、仕事として幅広い選択肢があります。
中小企業診断士の試験は1次と2次に分かれており、順番に合格しなければ取得することができません。
1次と2次の両方を組み合わせたものが合格率となりますが、3〜8%代と難関です。
2次試験合格後は15日間の実務を経てから登録することができます。
4位 宅地建物取引士
宅地建物取引士は国家資格で持っていると不動産取引を行うことができるようになります。
不動産関係の事業を行う場合は必須とも言える資格で不動産に関する法規関連も網羅する不動産取引のスペシャリストです。
起業する場合に事務所や店舗の購入などについてローンの返済や税金管理などの計画を自ら立てることができます。
宅地建物取引士の試験は問題を50問解くものであり合格率は15%代と難しい資格になります。
5位 行政書士
行政書士は国家資格で起業や経営上における法的な書類作成を行うことができます。
この資格を取得することによって法律に関する幅広い知識を身につけることができます。
この資格を持つことで仕事につなげることも可能で法関連の仕事で幅広い選択肢があります。
起業前に取得することができれば、開業にかかる諸々の手続きを外部に委託することなくひとりだけで完結することができます。
資格の難易度としては宅地建物取引士と同等の15%代で取得に難しい資格になります。
6位 税理士
税理士は国家資格で会社経営に欠かせない税務全般のプロフェッショナルです。
適切に納税を行うだけではなく、税額をより圧縮できる節税方法を知ることができます。
経営者自らが取得することで帳簿や財務関係の資料に不正や不備がないか自らチェックし正すことができ、専門家に業務委託することなく自身で完結することができます。
税理士試験は受験資格が必要で受験科目が11種類ありそのうち5種類を選択し合格しなければいけません。
科目合格制と珍しい試験ですが、単年ではなく複数年で5科目合格すれば良い決まりになっています。
税理士は取得に難しい資格ではありますが、仕事に直結することのできる資格でとても有用です。
7位 社会保険労務士
社会保険労務士は国家資格で従業員を擁する場合の労働や雇用、社会保険関連全般の知識を習得できる資格です。
人が原因のトラブルも未然に防ぐことができ、人事のコンサルティングをすることができます。
起業して人を雇うことを考えているのならば、この資格に関連する知識を得ることで的殺な人材管理をすることができます。
社会保険労務士には受験資格があることもそうですが、合格率が4%前後と非常に難しい資格になります。
難しい分、合格することができれば参入障壁の高い資格とも言えます。
まとめ
今回は起業における資格の持つメリットと活かすことのできる資格を7つ紹介してきました。
あなたに合う資格はありましたか?
資格は取得することも大事ですが、取得した後にどのように活かしていくのかがとても大切です。
目の前のことだけではなく、先を見通した行動を取りましょう!
自分のなりたい姿から逆算し、そのために今は何をしなければいけないかを考えてみましょう。
その中で必要になる資格があるのならばコツコツと勉強して取得を目指して行動していってください。
CrazyStoriesマーケティング事業部の小林でした。
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