こんにちはCrazyStoriesマーケティング事業部の高橋です。
最近はインターネットの普及により色々な方の生き方や考え方が身近に感じることができるようになりました。
特に若者たちは色々な方の生き方や考え方に憧れを抱き「社会のレールに敷かれた人生かは嫌だ」と言う意見が多くなっているのです。
そこで出る意見の一つが「起業」です。
しかし大人に「起業したい!」と相談すると
「起業なんてやっても損するだけ」
「成功するのなんてものすごく頭がいい人しかできない」
「起業なんてせずに企業に一生勤めていた方が安泰」
これは僕の実体験なのですが、起業したこともないのにも関わらずネガティブな言葉しか出てきません。
日本は世界と比べて圧倒的に起業する人が少ないのです。
何故だと思いますか?
日本で起業家が少ない理由を徹底解説していきます。
起業したい人は減っている
資料:総務省「就業構造基本調査(2014年版)」
中小企業庁によると起業を希望する人は年々減っているのです。
画像を見て貰えば分かるとおり起業したい!と考える人がピークだった時代はバブル時代であった1987年の178.4万人で、
一番最近の2012年には83.9万人とほぼ半分になってい流のがわかります。
起業家の人数が30万人弱〜20万人強くらいでそれほど変化はありません。
資料:総務省「就業構造基本調査(2014年版)」
さらに起業希望者及び起業家の年齢別構成を見てみましょう。
29歳以下の希望希望者・起業家の人数が一番ピークであった1992年に対し2012年には半分くらい減っているのです。
また2012年を見てもらうと若者の29歳以下の起業家は約10人に1人の割合しかいません。
それに比べて1979年から遡って60歳以上の人数を見てもらうとどんどん割合が増えていますよね。
この結果によっていかに新しい企業かが減っていき歳のとった起業家が多くなっているのがわかりますよね。
起業無関心者の起業に対するイメージ
先ほどの画像等で特に若者が昔に比べて起業に興味がないかがわかったかと思います。
しかし何故そもそも起業に興味ある人が減っているのか。
それは起業に対してあまりよくないイメージがついているからだと思います。
中小企業庁委託「起業・創業に対する意識、経験に関するアンケート調査」によると
- リスクが高い
- 所得・収入が不安定
- 労働時間が柔軟
- 所得・収入が高い
- 社会的評価が高い
- 仕事と家庭の両立が可能
- 社会的評価が高い
アンケートの結果「起業無関心者」(過去に起業関心者除く)は上から順にイメージが多かった順番でこのようになっているのです。
日本で起業したいと思う人が少ない理由
これまでの話でどれだけ日本では起業が活発化していないかがわかったと思います。
確かに先ほどのイメージで出たように良い意味もありますがそれ以上に悪いイメージにより踏み出せない人が多いのだと思います。
それをさらに深掘りをして日本で起業したいと思う人が少ない理由を紹介していきます。
安定志向
日本は海外に比べリスクを負って行動するのを嫌いそこそこの辛い思いをしてもある程度安定の生活をしたいちと強く思うし性質であることがわかっています。
実際に、戦後以降、日本では働き方として終身雇用が導入され、一度会社に入社できれば余程のことがない限りは障害を保証される考え方があり、現在でお終身雇用を求めて新卒制をはじめ、多くの人たちが社会からの信頼も厚くなり給料が高いなどと言った部分から大企業へ就職したいと目指すようになっているのです。
しかし今でも安定とした終身雇用は存在すると言えるのでしょうか。
2008年に起きたリーマンショック以降はたとえ今までは安泰だと思われていた大企業でも倒産したり倒産のリスクを考えはじめたのです。
そこで一部の人は安定よりも自分の興味などを形にできるようなベンチャー企業を志望する考え方が増えていきましたが
それを自分でやろうと起業しようとする人はいなく会社に守られる道を選択する傾向にあります。
リスクを負いたくない
個人的にはこの考え方が一番起業をしたいと思えない理由だと思います。
起業で成功すると会社員で働くよりも時間もお金も多く手に入れることが可能です。
しかし起業したからと言って必ず成功する保証はなく場合によっては失敗する確率の方が高かったり失敗した際のリスクがとても大きくなることもあります。
また、起業を失敗した後の選択肢の例として、転職、フリーター、もう一度起業、フリーランスとして事業を続けいて行くなどの選択肢があるのですが
日本では大きな失敗をした人に対して風当たりが強くなったり、信頼が低下する風潮があります。
全部が全部風当たりが強くなったり信頼を損ねるわけではないのですが例えば起業に失敗し、とりあえずは安定を求め転職を考え色々行動するもののなかなか相手にされないと言うケースもあったのです。
なので再起する際には少し時間がかかるケースもあるようです。
このように”もしも”失敗したときのリスクを大きく考え今後の人生に関わると感じで起業することに対して躊躇している要因になっています。
起業する際の手続きが複雑
まずイメージだけで起業するってなったら色々と手続きが複雑そうなイメージありませんか?
起業する際の手続きは条件などによって変わってくるのですが登記申請書や印鑑届出書など必要な書類などが10種類以上必要になるのです。
多くの方の起業当初は事業計画を練ったり資金調達などで時間を取られる中複雑な書類などにもっと時間を取られたりするため多くのまだ慣れていない起業家が揃って頭を抱える内容になるのです。
現在内閣府を中心に手続き方法をもっと簡易にできるようにするため電子化に向けての議論などもされているのですが
今すぐに電子化できるような状況ではないためまだしばらくは頭を悩ます企業か増えるのではないでしょうか。
”起業”が身近でないから
ある調査で「身近に起業した人を知っていますか。」と言う質問では、知っていると答えた日本人は6〜7人に1人しかいませんでした。
それに比べて先進国の平均は30.9%で日本の約倍の数値なのです。
この結果から日本では周囲に起業家との接点が少ないため、事業についてや知識、スキル、経験などが低いと言うことがわかります。
周囲に経験した人がいないからこそ実際の体験談なども聞けずネットに出回っている考え方で起業のイメージができてしまい保守的になってしまっているのです。
「企業に勤めれば安泰」はもう終わった
これまでで起業したい人が少ない理由などを解説してきましたがここで一つある疑問が出てくるのではないでしょうか。
「起業って思っているほどリスクが大きなものなの?」「企業って本当に安泰なの?」
起業ってリスク大きなものなの?
ひと昔の前の起業というのは場所を借り大きなお金を借り成功するかもわからない状況で商売を始め当ればとりあえずは大儲け失敗したらとんでもないほどの借金を負うことになり自己破産。なんてケースがありましたが今の時代はそのような起業の考え方は古すぎます。
まず今なら「インターネット」を使った起業が主流です。
理由としては様々ですが
- 場所と時間に縛られない
- 資金ゼロでも始められる
- 誰でも可能性はある
と言ったように自分の理想で働き方を選べるのです。
また今何かと耳にするようになった”副業”で事業を始めて成果が出たらシフトチェンジをすれば突然収入源ゼロなんてこともなくなります。
また先ほども少し話しましたが失敗したらまた動けばいい。
もう一度起業チャレンジするのも良いし転職するのもいい。
起業に失敗すると転職しようとしても相手にされない。と話しましたがそれはほんの一部の話です。
もし企業側が相手にしなかったりないか言ってくるのであればそのような考えかが小さな企業はこちら側からやめるべきです。
普通に考えてみてください。誰かが本気で取り組んでしまったものを失敗したかもしれませんがその様子を見て馬鹿にしたり蔑んだりしてくる集団が良い場所なわけがないじゃないですか笑
これらを踏まえて今の時代で起業がそこまでリスクが大きい理由ってありますか?
企業に勤めれば安泰?!
先ほどもチロッと話に出た日本の古くからの考え方である企業に勤めればもう安泰。
確かに昔は終身雇用制度などもあり安泰だったかもしらませんが今何かと世間を騒がしている新型コロナウイルスの状況を思い返してみてください。
有名な大企業ですら多くのリストラをしたり倒産してしまったり。普通にありえないことが起きているのです。
それでも他人事と考え自分なら大丈夫だと思っているのですか?
それは甘すぎです。
もう会社に助けてもらう時代は終わったのです。自分の身は自分で守らなければ誰も助けてはくれません。
つまりは自分で稼げるように慣ればリスクヘッジになりもしもリストラされても他に収入源があるから全然余裕、
収入が増え人生の幸福度UPなどメリットがたくさんあります。
最後に
あなたに伝えたいのはまず行動しよう。ということです。
確かに何も知らない人からしたら起業って怖いものだと思います。
しかし実際はどうでしょうか?思っている以上にリスクが少なかったのではないですか?
また”もしも”に囚われすぎてとてもマイナスに考えていませんか?
確かに慎重になることも大切かもしれません。ですが一度考え方を変えてみてください。
先ほど紹介したように年々起業する人、起業に興味を持つ人は減っています。しかしあなたはこの記事を見て起業は悪いものではない。とわかったはず。みんなが知らない間にアクションを起こして成果を挙げればライバルが少ない状況で”成功”できるのではないですか?
つまりは”今”行動するしかないのです。
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