こんにちは、CrazyStoriesマーケティング部の山田です。
手軽に始められるハンドメイド!今ではアクセサリーやインテリア、衣服や雑貨など、様々なハンドメイド作品が販売されいますよね。中にはこの記事を読んでいるあなたも、もうハンドメイドを始めているのではないでしょうか?または、ハンドメイド作品を販売したい!と思っている方も多いのではないでしょうか?
自分の強みを活かしたり好きな物を作成して、様々な方に買って喜んでいただき、利益がでたらとても嬉しいですよね。しかし、ハンドメイドで販売するにあたって「開業届」は必要なのか?やってみたいけど「難しそうだな〜」「不安だな〜」と思っていませんか?
その気持ちはよく分かりますが、簡単な事なのでそれで諦めてしまってはもったいない!
そこで今回は、ハンドメイド作家さんに届出は必要なのか?そもそも届出とは?届出方法や販売方法をお伝えしていきます。ハンドメイド販売を踏み出すために必要な内容となっていますので、ぜひ読んで参考にして下さい。
そもそも開業届とは?
開業届とは、正式には「個人事業の開業・廃業等届書」と言い、事業開始や事務所・事業所の新設や増設、移転や事業の廃止を行った際に、税務署へ提出する書類です。対象は、事業所得や不動産所得・山林所得を生ずべき事業の開始などをした方となっています。
個人事業に関わる届出は、税金に関わる物と雇用に関わる物がありますが、個人で行うハンドメイド作家さんは、「税金に関わる届出」の提出が必要になります。
ハンドメイド販売に開業届は必ずしないといけないの?
ハンドメイド作家として自分の作品をネットやイベントで出品・販売しているのなら開業届を提出しなければなりません。
ハンドメイド販売が副業である場合でも、専業主婦で趣味の延長であっても、提出しなければならない書類です。本来は、副業であったとしても、個人で事業をする場合は事業開始から1ヶ月以内に開業届を提出する事が義務付けられています。
だから言葉の通りの意味で捉えるとハンドメイド作家がネットショップなどで作品を販売するならば、本当は販売を開始したら1ヶ月以内に開業届を提出しないといけないという事です。
未提出だった場合どうなる?
でも、開業していなかったからと言って正直罰則があるわけではないため、少し様子をみた方が得策です。
事業を始めたばかりだと、売り上げが上がらず継続できない可能性もあるし、副業で事業を始めた場合は本業が忙しくなり辞めてしまう可能性もありますよね。試しにやってみて最低限の安定した売上を出せるようになったら届出するというのもありだと思いますし、今後の見通しが立って本格的に取り組む覚悟を決めた時が事業を始めたタイミングであると捉え、その後に開業届を提出した方がいいでしょう。
開業するメリット
開業届を提出する際に青色申告の届け出も一緒にする事で、青色申告の特別控除を受けられるようになり税金が節約できます。また、赤字になった場合も3年目まで繰り越す事ができ、家族の給料を経費にする事が可能になります。
個人事業主を開業する事で、屋号名義で通帳が作れるようになり、モバイル決済を導入できたり卸売業者から仕入れができるようになったりと信用度が増すため幅が広がるでしょう。
開業するデメリット
デメリットとしては、副業で事業に取り組んでいて開業した場合、本業を退職した時に失業保険を受けられない場合があります。副業が例え儲かっていなかったとしても、個人事業の所得があるので生活に困らない、再就職する必要がないと判断されてしまうからです。
また本業で働いている会社がある場合、副業をしている事がバレてしまう可能性が出てきます。副業が禁止されている会社に勤めている場合は注意した方が良さそうです。
開業届の提出方法
届出はどこで?
個人事業を開業するのは、特にお金もかからず手続き自体も簡単です。開業届などいくつかの書類を記入して最寄りの税務署に届けるだけです。
いつまでに提出すればいいの?
ハンドメイド販売を始めたら1ヶ月以内に開業届を提出しましょう。
開業日は事業の開始の事実があった日を指します。開業届は、開業日から1ヶ月以内の提出がルールです。開業日の決め方は自由で、自社の商品やサービスが初めて売れた日やお店の開店日、取引先との初契約日、HPの開設日などがあります。
記入は簡単!
開業届には、提出日や納税地、住所地、氏名生年月日、個人番号、職業、屋号、所得の種類や開業先の住所、開業した日、開業廃業に伴う届出書の有無を記載します。従業員を雇う場合は、追加の項目があります。
不明点は、税務署に相談したら丁寧に教えてくれるため聞いてみて下さい。
ハンドメイド作品の販売方法
マーケットプレイス
ハンドメイドの作品販売に特化したインターネット通販サイトです。
代表的な物でいうと、「minne」(ミンネ)や「creema」(クリーマ)があります。
minne(ミンネ)
ミンネは手作り・クラフト雑貨などの販売、購入が楽しめる国内最大級のハンドメイド通販サイトです。1000万点の作品を売買することができます。購入や販売の際のお金のやりとりは、ミンネにお任せできるので安心です。
creema(クリーマ)
クリーマもハンドメイドマーケットで、毎月100万人のユーザーが訪れる通販サイトです。専門のアプリのダウンロードで外出先でもスマホから気になる商品を検索できます。
ネットショップ
無料の作成ツールを利用してハンドメイドのネットショップを作る方法です。会員登録してショップページに商品を掲載するだけで、すぐに作品が販売できます。
BASE(ベイス)
初心者でも簡単にネットショップが作れるベイス!500万人が利用するアプリで作品を紹介する事ができます。インスタグラムの投稿から商品購入ページへと直接リンクを張ることができたり、誰でもオリジナル商品を作ることができるシステムによってショップのオリジナリティを出しやすくなっています。
ストアーズ
ストアーズは無料で20種類以上のショップサポートシステムを利用できます。電子商品のダウンロード販売ができることや海外でも出店できることなど、多様なニーズに対応しています。無料プランで登録できる商品数は5点ですが、ハンドメイド作品の種類が少ない人にはおすすめです。
ネットオークション
オークションという形で販売することも可能でしょう。1600万人のユーザーがいて自分の作品をアピールすることができるため、作品を気に入ってもらう事ができれば相場より高値で取引されるチャンスかもしれません。しかし、逆に安く取引される場合もあるため理解してから出店しましょう。
イベント出展
イベントで実際に出店する方法もあるでしょう。
実際に出店することでネット販売では味わえないお客様の反応を直接感じる事ができ、会話もできるため作品や作家を気に入っていただければファンになってもらえる可能性も高いです。
委託販売
雑貨店やレンタルスペースなどの売り場を提供している店舗にお願いして、自身の作品を販売していただく方法です。
自力で店舗を運営したりお客様の都合に合わせて販売処理する必要がないので作品作りに時間をかけたい人にはおすすめです。ただし、委託先が自分のペースに合う店舗さんか見極める必要があります。
ハンドメイド作家への一歩を踏み出そう!
開業届は簡単に言うと、国に私は新しく事業を始めましたと申告する書類です。ハンドメイド販売を本格的にやっていくのであれば、開業届はなるべく早く提出した方がいいでしょう。開業届は簡単でしたよね?用紙は税務署か国税庁のホームページから手に入るのでチェックしてみて下さい。
開業届を提出すると、本格的にハンドメイド販売に取り組んでいくんだ!と身が引き締まるでしょう。本気で頑張ろうと思っている方、もっと収益化していきたい方は、ぜひ開業届の提出を検討してみて下さい。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] […]