こんにちは。CrazyStoriesマーケティング事業部の小林です。
今回は【働きながら起業する】ことについて書いていきます。
正社員として働いているあなたは会社に不満はありますか?
今の会社じゃなければいいと安易に転職を考えてはいませんか?
人は誰しも不満をもっているものです。
正社員として会社に雇われると基本的に1日の3分の1もの時間を費やして働くので不満も溜まります。
また、仕事は楽ではなく、自分の意見を尊重されなかったり、言われたことをやらなければいけないので尚更です。
働いていると今よりももっと良い待遇へと転職を考えることが一般的だと思います。
しかしながら、私は一般的な転職という道ではなく、働きながら起業することを選んだ方がいいと思っています。
働きながら起業する方が、断然あなたの今後にメリットがあるのでこれからそのことについて書いていこうと思います。
転職が良いとは限らない
大体の人が転職をしたら今の職場よりも良くなると思っているでしょう。
しかしながら転職しても転職先が以前の職場よりも必ず良くなるという保証はどこにもありません。
私の周りにも会社に不満があって転職をした人が何人もいますが、良い転職をした人ばかりではなく、転職前よりも状況が悪くなってしまっている人を何人も見てきています。
実際、不満を持つあなたも今の会社に入る前は良いことしか考えていなかったはずです。
不満があって転職する場合は目先の不満ばかりに目がいってしまいがちですが、転職することにはデメリットがあります。
問題が解決するとは限らない
あなたの転職のきっかけが人間関係や会社からの待遇面であった場合、転職先で必ずしもその問題が解決するとは限りません。
上司のパワハラや同僚のイジメが嫌になって転職をしたとして、転職先の人たちが良い人ばかりである可能性と以前の職場の人たちと同様、またはそれよりも悪くなる可能性は同等です。
周りに原因があるならばそうですが、実はあなたに原因があった場合はあなたが変わらない限り解決することはありません。
または、残業時間が長い、給料が少ない、休みが全然ないことが嫌で転職した場合に応募した求人情報や面談時に会社から聞かされていた内容と実態が異なっている可能性も大いに考えられます。
転職先が前の会社よりも決められた休みが多かったとして、実際働いてみると業務が多過ぎたり、きついノルマが課せられていたりと中に入って働いてみないことにはわかりません。
新しい会社に馴染むまでに時間がかかる
転職した場合は大抵、今までとは違う新たな環境で働き出すので、人間関係を最初から築かなければなりません。
あなたのことを知らない人たちに対してあなたのことを知ってもらい信用されるまでには時間がかかります。
キャリア採用でない限り、転職直後は新参者の立場なので苦手な人、年下の先輩・上司と良好な関係を築くためにはプライドも捨てなければならないでしょう。
また、基本的に中途採用として新たな職場に配属されるので、周りの人からは即戦力まで行かずともある程度仕事ができるだろうと期待が高くなってしまいます。
転職後に働きだした際、ストレスを受ける要因は数多くあるのであなたが受ける負担は少なくないでしょう。
社会的信用が低下する
今では従来の1つの会社に生涯ずっと働くという働き方ではなく欧米のような複数の会社を渡り歩いて働くことが多くなってきています。
しかし、そのような状況でも転職をするとあなたの社会的信用は下がってしまいます。
住宅や車のローン、クレジットカードなどの審査では勤続年数が大きな要素となっているため、審査が通らなかったり、最低勤続年数に達していなければ門前払いされてしまうがあります。
十分な年収や有名企業に転職できたならばその限りではありませんが、大抵はそのようなハイキャリアな転職ができる人は少ないので当てはまりにくいでしょう。
働きながら起業をするメリット
今からは従来の転職ではない、働きながら起業をするということのメリットを書いていきます。
複数の収入源があることでゆとりができる
働きながら起業をすることで、あなたの収入源が複数になるので心に余裕ができます。
収入源が雇用してくれている会社しかない場合、会社に依存するしかありません。
なので何があっても従わざるを得ないので不満をもっている場合はストレスを抱えてしまう原因になります。
もし会社の業績が悪くなり給料が減ってしまったり潰れてしまったら、もし無理をして怪我をしてしまい働けなくなってしまったらと悩みは絶えません。
しかし、勤めてる会社とは別で起業し収入を得られることができれば、1つの収入源に依存する状況から脱出できるので気持ちの面でかなりのゆとりができ、少々の悩みがあったとしても以前のように深く思い詰めることはなくなるでしょう。
本業にも良い影響がでる
働きながら起業して事業を運営していくことで、会社に勤める経験以外に起業での経験も得られることができ、前者のみと比べてあなたの成長するスピードは上がります。
ここでの成長とは働く経験を通して得られる問題解決能力や思考力が身につくということです。
正社員として働く場合は正社員として働く経験しか得られません。
それにプラスして起業して収入を得る経験をすることで、自分のこととしてビジネスを体験することができます。
会社は会社という組織でビジネスを行っており、従業員はその中で働いています。
個人としてビジネスを経験することができれば、組織と個人という違いはありますが、その経験を活かすことは十分できます。
簡単に言ってしまうと以前は職場で働いている時にできなかったことやどうすれば良いか分からなかったことができるようになったり、分かるようになることが増えるでしょう!
あなたは職場で周りの人から以前よりも変わったね!良くなったね!と言われるに違いありません。
また、気持ちにも余裕ができるのでのびのびと働くことができ、メンタル的に萎縮していたり、抑制されている時と比べてあなたの働くパフォーマンスは自然と引き上がります。
起業する際のリスクが軽減される
働きながら起業をすることによって起業する際のリスクを軽減することができます。
起業をするときは大抵会社をやめて起業をするので収入源が1つのみになってしまいます。
そのため、起業して事業が順調に進まなかった場合を考えると十分な収入が得られず生活が苦しくなる可能性があり、リスキーです。
従業員として会社に勤めているメリットは潰れない限り、ある程度の収入を確保できることです。
そのメリットを活かしつつ起業をすることで、生活が苦しくなるということはないでしょう。
逆に従業員としてのみ働く場合よりも収入を上げることができます!
2019年度新規開業実態調査という報告書では事業からの収入が経営者本人の定期的な収入に占める割合が「100%(ほかの収入はない)」の人は全体の61%ということが結果としてでています。
(日本政策金融公庫総合研究所「2019年度新規開業実態調査」)
起業しても他のことから収入を得ている人が半数以上いることを考えると、働きながら起業することは現実的でリスクを軽減することができます。
事業の実験ができる
働きながら起業することであなたの考える事業に需要があるのかを確かめることができます。
ビジネスはニーズがある人にモノやサービスを提供することで対価としてお金を得ることができます。
起業する際に自身の事業にニーズがあるのかがわからない状態で会社を辞めて事業に専念することは正直不安が残ります。
働きながら起業する場合、従業員を雇用し働いてもらう場合を除くと大半は自由に使える時間が限られるので会社を辞めて事業に専念する時と比べて事業規模は小さくなります。
なので小さくビジネスを始めて3ヶ月間様子をみて、本当にあなたの事業にニーズがあるのかを確かめてみましょう。
働きながら起業をすれば、ある程度の収入を得ながら事業のニーズを大きな傷を追うことなく調べることができます。
働きながら起業をするデメリット
働きながら起業をするメリットを4つ書いてきましたが、もちろんのことながら働きながら起業をするデメリットもあります。
時間がなくなる
働きながら起業をすると自由に使える時間が減ってしまいます。
従業員として働いていると基本的に8時間働きますが、起業するとそれ以外の時間を使って事業を運営していきます。
そのため、今までは趣味に当てていたり、家族と過ごしていた時間が減る、または無くなってしまいます。
事業を軌道に乗せるまでは忙しいと思いますが、事業を軌道に乗せた以降は運営しやすいシステムを組み立てることで事業以外で使える時間は増えてくるでしょう。
逆にやることがなくて時間を持て余していた場合は、是非とも起業に打ち込みましょう!
確定申告をしなければならない
起業し、得られる収入が増えてくると確定申告が必要になってきます。
会社に雇われている場合は、あなたの代わりに会社が確定申告を行ってくれるので楽ですが、個人事業主として開業届を出している場合、基本的には全て自分でやらなければなりません。
事業で使用した領収書を収集保管し集計しなければならないことは間違いなく手間です。
ただし、この確定申告はあなたが負担しなければならない税金を減額することのできるチャンスでもあるので一概にデメリットだけではありません。
確定申告を理解し、使いこなすことによってあなたの得られるお金は実質増えることになるでしょう。
確定申告をするほど収入が得られるようになった時のために、ポイントをしっかりと押さえられるよう勉強しておきましょう!
開業届けと出していると失業手当を受け取れない
個人事業主として開業届を出している場合、失業手当を受け取ることができません。
税金対策のために開業届を出して青色申告をする人が増えてきていますが、このことを知らない人の方が多いのではないでしょうか。
失業手当とは会社の雇用保険に加入していた人が失業した場合に受給できる手当のことです。
そのため、働きながら起業し開業届を出していた場合は雇用されていた会社を辞めたところで個人事業主として活動をしていることになるので失業状態ではないことになります。
残念ながら、もし個人事業主としての収入がなかったとしても失業手当を受け取れる資格はありません。
ただ闇雲に起業したから開業届を出すのではなく、起業してある程度収入を得ることができるようになった時に開業届を出すなど、タイミングをみる必要があります。
まとめ
今まで転職が良いとは限らないことと働きながら起業することのメリット・デメリットを書いてきましたが、いかがだったでしょうか。
私も以前は会社に不満があるのならば転職するしかないと考えていました。
しかし、ビジネスの面白さを体験した時に転職よりも起業の方が楽しいと思うようになりました。
働きながら起業をしよう!
あなたの抱える不満は転職することで必ず解決するとは限りません。
そう考えれば、会社を変えるのではなく、あなたが変わればいいのです。
あなたが変わるきっかけとして起業を経験することは今後を長い目で見ても必ずプラスになります。
逆に経験しないことの方が経験値としてマイナスになり、とてももったいないです。
起業して自立できるようになれば、今後あなたの歩む道は唯の一本道ではなく、様々な可能性へ繋がる複数の道になります。
どうやって起業すれば良いのか分からなければ・・・
もしあたなが起業したいと思っても、どうすればいいの分からない。
自分には得意なことや自信がないので起業したくてもできないでのではないかと悩むのならば、1つ簡単にできる大切なことがあります。それは行動することです。
どんなにやる気があっても、どんなに自信があっても行動しなければ何もできないことと一緒です。
悩んでいるあなたにアドバイスをするならば、まずは起業について知らないのならば、起業について知っているところへ自ら行動して情報を取りに行くことです。
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