2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大により、在宅勤務を導入する企業が急増しました。そんなテレワークの拡大に伴い、副業実施者、そして副業に対する意欲が向上した人が増えています。
コロナ禍を境に副業始める社会人4割増、今後始めたいは9割という結果になっております。
しかしどんな副業を始めればいいのかわからないという人が大半で、なりふり構わず副業を始めると最悪の場合、時間やお金が無駄になってしまうでしょう。
そんな中僕がおすすめする副業は「営業」です。
今回は営業がなぜおすすめの副業なのかを含め、営業をやっていく上で必要なスキルをご紹介します。
「営業に興味があるけど自分にできるかわからないよ…」という人はぜひ参考にしてみてください。
営業ができれば本業にも好影響?営業が最強なわけ
営業とは最強の仕事で、大半の仕事には営業能力が必要になってきます。
営業ができればほとんどの仕事ができると言っても過言ではありません。
コミュニケーション能力が上がる
営業とは相手の問題解決です。つまり相手の求めていることを把握し、それに合ったものを提供するということです。
相手の求めているものを知るにはまず相手の話をきかなければならないですし、人は話をきいてもらえると信頼感を覚え仲良くなります。
例えば飲食店で働いているとして、お客さんとお話をして仲良くなればまた来てくれるかもしれませんし、おすすめした商品を買ってくれる可能性がぐっと上がりますよね?
本業の生産性が上がる
これはコミュニケーション能力が上がるということにつながってくるのですが、
職場のスタッフ間の人間関係を良くするためにもコミュニケーションが必要で、スタッフ同士仲が良ければ会社は組織で動いているわけなので、良い連携につながり生産性が上がることでしょう。
数字で考える習慣が身につく
営業とはとにかく数字で考え、数字で分析する仕事です。
アポイント数、商品のプレゼンテーション数、成約率などすべて数字で考え、なぜうまくいかないのかを一つ一つ検証していくことが必要になります。
数字で検証することはどんな仕事でも大事ですし、これを習慣化できると常に安定した成績を残せるでしょう。
独立の準備がしやすい
独立している人で成功している人は、営業力が高い人が多いです。
営業の仕事は月に30人~50人ほどの人とお話しするのでその中に自分の夢を応援してくださる人がいる可能性もありますし、志が同じで一緒に仕事ができる人が見つかれば夢へぐっと近づくでしょう。
また上記でも書いていることなのですが、コミュニケーション能力や数字で考える習慣などを培えるため、どんな仕事で独立しようとも通用するのです。
信頼関係の構築が大切!営業で一番大事なスキルとは?
営業で商品を買ってもらうにはまず信頼関係を築くことが大切です。
怪しい人から物は買いたくないですよね?
信頼関係を築くのに大切なってくるのは、商品を説明する為の「話す」力ではななく「きく」力です。
営業は話せなくてもいいのです!
また「きく」にも聞く、聴く、訊くの3種類あり、聞くは勝手に耳に音が入ってくる、聴くは傾聴、訊くは質問をするという意味があります。
営業で成功したいなら聞いて・聴いて・訊きまくりましょう。
質問をするには5W1H
「きく」の中でも一番大切になってくるのは「訊く」でつまり、質問することです。
質問するには何が必要かというと、5W1Hです。
- When いつ?
- Where どこで?
- Who 誰か?
- What 何を?
- Why どうして?
- How どのように?
これを質問し続ければ相手との会話は途切れませんし、きいてくれたと思わせることで信頼関係の構築につながります。
質問を深堀する魔法の言葉4選
5W1Hで質問すのにも限界が来たら、質問の深堀をしましょう。
- 具体的には
- 例えば?
- もう少し詳しく教えて
- それってどういうこと?
この4つの言葉で質問すれば、相手は自分に興味を持ってくれているんだと思いたくさん話してくださいます。
営業は提案?相手の悩みをきき出す方法!
営業の仕事は提案で、提案していない営業は無意味です。
しかし相手が求めているものを提案しないとそれはただの押し売りです。
押し売りの営業では相手のためにならないですし、自分も苦しくなってしまうでしょう。
ここでも信頼関係を築くことと同じで、質問でききだします。
何にフォーカスして質問するのか
「この人のことをよく知ろう!」、「理解しよう!」というマインドが大切になってきます。
興味もない人と話すのなんてつまらないですし、続かないですよね?
相手からしたらきいてくれている人が興味なさそうにしていたら、自分の話つまらないのかなと思って本音を話せなくなってしまいまうでしょう。
ウォンツ、ニーズをきき出そう
- ウォンツ=求めているもの(手段、選択肢、目標)
- ニーズ=それはなぜなのか?(目的)
ウォンツとニーズの違いは例えば、食器を洗うのが大変だから食洗器が欲しいという人がいて、なんで欲しいのか深堀をしていくと食器を洗う時間をなくして空き時間を作りたいときき出したとします。
この場合食洗器が欲しいがウォンツで、食器を洗う時間をなくして空き時間を作りたいというのがニーズです。
食洗器が欲しいのではなく、空き時間を求めているということです!
ウォンツをきいたときは必ずニーズという本当の目的をきき出すとこまでをし、本当に相手が求めているものを理解しましょう。
提案する前にはマイストーリーを!
ウォンツやニーズから問題や悩みをきき出せたら、さっそく提案をしてみましょう。
しかし提案する際に注意点があります。提案する前はマイストリーを入れると相手が提案を受け入れやすくなります。
このマイストリーは自分が本当にこの商品を使ってみた時、周りの人が使ってみた時の「Before→After」だけを伝えましょう。
「Before→After」だけを伝える理由としては、人は内容をきいてしまうと満足し商品に興味を持たなくなるからです。
例えるならライザップのCMです。ライザップはなんであんな身体になれるのかとすごく興味づけられます。
興味づけをしたところで提案すれば成約すること間違いないでしょう。
まとめ
ここまで営業の基本である「きく」や、提案をする為のテクニックをご紹介しました。
営業とは「きく」ことで信頼関係を築き相手の悩み・問題を理解した上で興味づけをし、提案することです。
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