2020.12.1起業
起業前に自分を知ろう!自己分析の具体的方法6選

IMマーケティング事業部UGです。今回は、起業前に自分を知るための自己分析の方法をお伝えしていきます。あなたは、ご自身の事どれだけ知っているでしょうか?
起業は、あなたの人生における一手段だと思って下さい。ですから、しっかりと自己分析をした後に起業する事で自分に合った手段を選ぶ事ができ、理想的な人生のゴールにも辿り着きやすくなります。今回は、私も実践している自己分析方法を3つと自己分析ツールを3つご紹介します。
もくじ
人生の振返り(ライフチャート)
ライフチャートとは、自分が生きてきた人生を振り返り、その時々の充実度をチャート状に整理する手法です。
自分の人生の充実度を振り返ることで、自己理解を深めることができるというメリットがあります。ビジネスシーンをはじめ、就職活動や転職活動など、自分のキャリアを考える場面で活用されている手法の一つです。
例えば上図は、ライフチャートの簡易な例です。35歳現在の記入例のため、35歳までの歳月を5年刻みで軸を設定しています。
また、例では主要なポイントのみ簡単なエピソードを記入していますが、細かく書き出していくのもよいです。はじめは、一度エピソードを出し切ってみて、清書するくらいのイメージで作成するのがよいです。
ライフチャートの作成の方法は、まずT型の軸を用意します。横軸を時間、縦軸に充実度を設定します。(縦軸には充実度のほか、モチベーション、気分のポジティブ・ネガティブなどを入れることもあります。)
これまでの人生を振り返り、転機となるようなエピソード、思い出に残っているエピソードなどを書き出します。その時々の充実度を考えながら、時間軸に沿って整理します。
次に書き出したライフチャートを見ながら、自分の充実度がどのような要素に左右されてきたか、どのような人と出会い、何を体験し、何を感じてきたのかを振り返って、自分自身への理解を深めます。
ブレインダンプ
ブレイン = brain(訳)脳
ダンプ = dump(訳)投げ捨てる、放り出す
ブレンダンプ(brain dump)とは、脳の中身を『吐き出す』行為のことです。
つまり、あなたの思考を紙に書き出すことをいいます。
脳内にあるものを書き出すことによって、次のようなメリットがあります。
- 『思考』を可視化する→自分の思考を客観視することができる
- 脳内の断捨離→頭の中をクリアにする
- 情報の整理
ブレインダンプやり方
■準備するもの
- 用紙 →A4以上の大きさ。できれば罫線が入っていない真っ白の紙が良い
- ペン →書きやすいもの
- タイマー、ストップウォッチ
■やり方
- テーマ決める
- タイマーをセットする(5〜10分ぐらいの短い時間がベター)
- テーマについてひたすら頭の中に浮かんできたことを次々と書く
- 時間内は手をとめない、よそ見しない、考えない
- 頭の中がスッカスカの空っぽになるまでやる
■ポイント
必ず『手書き』で行ってください。
手を動かすことは脳の働きと直結するのでタイピングよりも手書きの方が効果的です。
基本的にはリスト形式で書き出すことが多いですが、特に箇条書きでないといけないという決まりもありません。
文章になってなくて単語のみ羅列したり、図形や絵が頭に浮かんできたのであればそれを書いてもOKです。
とにかく頭が『もうこれ以上書くことがない!』とギブアップするまで量をとにかく出していきます。
出しきった後は、ものすごく頭が疲れた感覚とスッキリした感覚が両方あると思います。運動をした後の爽快感に似ています。
注意点としては、必ず時間制限を設けてください。
これは短い時間でかつ時間制限があるというのがポイントです。
なぜなら、時間に余裕があると脳がギリギリになるまでサボろうとするからです。
脳にとってはけっこうキツイ作業なので、シビアな環境に追い込んだ良い働きをしてくれます。
ブレインダンプの効果
インプットしやすくなる
ブレインダンプをすると、新しいインプットが非常にスムーズになります。
当然ですが、今頭にある思考のゴチャゴチャを全て吐き出すわけですから、次の新しい情報に対する吸収度が良くなるのです。
思考が頭の中でとっ散らかっている状態だと、思考が『次のステップ』へ進むことができません。
もし、その状態で無理やり詰め込もうとすると、処理スピードが遅くなるかフリーズするのがオチです。
一旦紙にダンプすることによって、新しいインプットを受け入れることができ、そして思考を前に進めることができるのです。
目的や言いたいことが明確になる
ブレインダンプをすると、今現在頭の中にある情報が可視化されるので、情報を整理することができますよね。
よって、その断片の数々から重要な部分は何か、コアメッセージはどれなのかを客観的に明確に判断できるようになります。
目的がわからなくなったり、言いたいことがまとまらないというのは、いろいろな思考の間を彷徨っている状態のようなものです。
これを一度にダンプすることによって、思考の全体図が見えてきて重要な部分や目的となるものがハッキリするのです。
潜在意識の中には、意識下では気がついていないアイデアやインスピレーションが溢れているということです。
ブレインダンプのテーマ例
ブレインダンプは何をテーマにやってもOKです。
あなたが、アイデア出しや情報整理したいと思ったテーマならどんどんブレインダンプしてみてください。
例えば、王道のテーマであればこのようなことですね。
- やりたいこと
- やらなくてはならないこと
- 手に入れたいもの
- 自分の理想の未来について
過去、経験から自己分析する
過去、経験からの自己分析の具体的なやり方・方法【自己分析の6ステップ】
- 自分を客観的に判断できるデータを準備する
- 過去の自分自身の出来事を把握する
- 過去の経験に感情を付け足す
- 過去の出来事を深掘りする
- 過去の出来事に対して「どんな行動をとったか」を考える
- 過去の出来事を振り返り「共通点」を探す
自己分析ツール
かずたま術
生年月日や名前を数字に変換し、それを独自の手法に落とし込むことで、
統計や占いでは知り得ないその人だけが持っている数字の羅列が現れます。
それはまるで人を構成しているDNAのように、その人が持つ固有の設計図とも見えるものです。
その設計図からは生まれ持った役割、本質、性格、宿題、人生の流れ、転換期など…
その人自身が持ち合わせている様々なことが分かります。ある経営者の方から教えていただき書籍を買って自己分析に活用しました。ちなみに私は、2数です。
2数は、自分のすることにケチをつけられる事を嫌い、褒められたい、認められたいの一心が向上心の源になっています。
ストレングスファインダー
米国のギャラップ社が開発した人の「強みの元=才能」を見つけ出すツールの1つで、Webサイト上で177個の質問に答えていくと、34の資質が発見できるというものです。
ストレングスファインダーを使って自己分析をすると、34の資質からもっとも強みとなりうる資質を5つ選出してくれます。そのため自分がどういう資質を持って、強みがあるのか理解しやすくなります。
*ただし、5つの資質は「あなたの強みになりうる資質=傾向」であり、「あなたの強み」となっている訳ではありませんので、注意しておいてください。
ACS診断
ACSとはAnalysis of Communication Structureの略です。
つまりACS診断とは、「発想パターン」を測定し、コミュニケーション構造の分析をしたものです。
基本的な発想(発想パターン)を測定することにより、それぞれの人が持っている、コミュニケーションの構造を「数値化」「視覚化」しています。
簡単に言えば
無理をしていない『ありのままの自分』が、どんなコミュニケーションのクセを持っているのかを見る個性診断です。
ACSは、12の要素から構成されています。
【12の要素】
『充実性』…今の自分の人生に対して充実感を持っているかどうか
『会話性』…普段の何気ない会話をする意欲(好き・嫌い)がどれほどあるか
『交流性』…他人との交流の積極性
『幸福性』…世界と自分の人生に対する基本的前向き度
『表出性』…自分の感情を素直に表に出して、和やかな人間関係を作ることができるか
『共感性』…相手の感情にどれだけ寄り添え、共感できるか
『尊重性』…他人と自分の違いがどれくらい気になるか
『融和性』…自分の生活や考え方を変えることにストレスを感じるか
『開示性』…自分の内面を表に出すことにストレスを感じるか
『創造性』…いろいろな判断の根拠が自分の心の中にあり、自分でストレスなしに決断できるかどうか
『自立性』…一人で生きていくことを好むか、家族や友人と心を繋いで生きていくことを好むか
『感受性』…いろいろな経験をした時に、心が動いて強い印象を残すかどうか
これら、それぞれの要素を0点から40点で点数化して診断結果が出ます。
私は、コーチの仕事をしながら「会話性4」「交流性0」です。しかし「融和性36」と高いため相手に対しての興味関心を持って会話しています。
まとめ
今回は私も実践している自己分析の方法と分析結果をお伝えしました。
私も自己分析を深めることで、自分の強みと弱みを理解することができました。強みや弱みを分かることで具体的な対応方法や自分の強みに合った起業ができるはずです。
IMでは、個別セッションやグループワークを通して自分のみならず多くの仲間達と自分すら気づけていない可能性き気づけるコミュニティでもあります。ぜひ一緒にIMで最高の起業家になりましょう。