2020.10.23起業
起業を志したときに学んでおきたいこと5選

IMマーケティング事業部UGです。
この記事では、これから起業される方向けにまず何を学べば良いかを5点に絞りお伝えします。
記事を読み進める前に注意していただいたいのが、起業がゴールになってしまっている方は、起業して世の中にどう貢献して自分が何に命を使いたいか今一度考え自分なりに決めて起業すると決断してみてください。
決断とは、未来を決めて、過去を断つことです。
そこには、自信は必要ありません。ただこうなる、こうすると決めて下さい。
そんな決断が出来た方から、記事の方を読み進めて下さい。
もくじ
起業したい人が学ぶと良いこと
起業を考えている人が起業の前段階として、何を勉強をすべきなのか何を勉強しておいた方が良いのかということをわかりやすく説明をしていきます。
1.営業
あなたは営業と聞いてまず何を思い浮かべるでしょうか?
「何かを買わされる」、「押し売り」を思い浮かべた方は営業本質を理解するだけで、営業力が付くと思います。
営業の本質は、「悩み解決し価値提供すること」です。
そんな営業力をつけつ為のポイントを3点お伝えします。
第一印象から高める
第一印象は営業においてもとても重要なポイントになります。
人は初対面の時に受けた相手の印象を脳裏に深く刻み込みます。第一印象は、見た目が9割と言われる様にその人の見た目や立ち振る舞い、声の大きさ、身に付けているものなど「非言語情報(会話の内容では無い)」で9割決まります。
だからこそ、「この人は信頼出来る」とか「仕事がデキる人だ」と思わせるように、スマートで清潔感溢れる見た目に整え、ビジネスマンとして相応しい立ち振る舞いを心がけておくことが大切です。
傾聴力を身に付ける
営業の際はいかにお客様を楽しませて気持ちの良い気分にさせてあげる事が出来るかが大切です、その鍵が傾聴になります。
会話において『話すこと』より『聴くこと』の方が大切なのはご存じでしょうか?それは、会話の主導権は、聴き手にあるからです。
傾聴とは『耳を傾けて相手の話を聴く』ことでポイントは、相槌やうなずき、リアクションなどです。
さらに聴き上手な人は相手に好意を持たれる可能性が高くなります。人は、心理的に聴くことよりも「話をしたい」という欲求の方(承認欲求)が強いからです。
傾聴力をつけることで必然的に営業力もついていきます。
場数を踏む
営業力をつけるには、場数を踏むことや失敗を恐れない事が大切になります。
有名なトーマスエジソンも、「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」と言っているように、改善、実践、改善を繰り返すことで営業力が付きます。
さらに練習やロープレ有効です。練習やロープレの利点は、実践形式で良いところと伸びしろが分かることにあります。
場数において、実際に自分でモノを売る経験をして売れる感覚を味わうことで成功体験を積むことも大切です。
2.マーケティング
マーケティングの本質とは「売るための仕掛け、仕組みづくり」市場の変化を見逃さないことが大切です。
データ分析力
物事をひとつひとつ整理して、それぞれを明確に分ける力分析の目的を明確にする力、グーグルアナリティクスを見れるようにする事、情報、問題点を書き出す頭の中だけで考えるのではなく、実際に手を動かしてみることが重要、数字でとらえる、比較すること
情報収集力
情報収集する目的を理解する、仮説をもとに論理的に考える
SNSやネットニュースに目を向けて情報を抽出しアンケート調査、感想を聞く事、比較的コストをかけず手軽に情報収集できる点です。あらかじめ質問さえ考えておけば、あとはそれに回答してもらうだけで情報収集が完了します。とくに最近は、Google フォームなどのサービスを使って、無料で簡単にアンケート用紙を作成し、多くの人から情報収集できるため、より利便性が高まっています。
パソコンスキル
現在パソコンはさまざまな業種、職種で使用しますが、当然マーケティングの現場でもPCスキルは必須です。
マーケティングではプレゼンで使用する資料作りにパソコンを使用します。プレゼンテーションや各集計のためオフィスソフト、Word・Excel・PowerPointは使いこなせるスキルを身に付けておく必要があるでしょう。
3.情報発信力
モノ、サービスがあふれる時代だからこそ、発信が必要、貴方だから買いたくなるサービスが大切。
プライドを捨てる
情報発信の大敵は、ムダな自意識過剰です。起業するということは、こちら側から価値提供する側になることなので、与える意識をもって、ムダなプライドは捨てて情報発信しましょう。
知識をインプットする
アウトプットする為には、インプットは必須になります。
「他者に貢献したい」という気持ちが高まれば、知識をインプットすることが楽しくなります。
「あの人に喜んでもらえたらいいな」、「助かる人がいる」というマインドを大切にインプットしましょう。
経験しまくる
今は、WEB上でほとんどの情報が手に入る時代なので、WEB上でなんでも知ったつもりになっている人が増えているのが現状です。
ですが、実際の最新情報やトレンドはリアルなコミュニケーションの中で交換がされます。
要は、儲け話などは、自分だけが知っているから儲けられる情報なので、信頼関係のある人にしか話さないって事です。
だから、現場にでて自分で知識や実践をすることが大切になります。経験者だから伝えられる事を増やしましょう。
4.コピーライティング
コピーライティングは人の心を動かすスキル見込み客から信頼を得て、商品を買いたいと思ってもらい、お客様との長期的な関係を築けるようにすることです。
ターゲットを明確にする
「あなたは誰に向かって文章を書いていますか?」
これが明確でないと折角書いた文章も相手まで届きません。
ターゲットを絞ったコピーを作るには、
年齢、性別、職業、住所、価値観、ライフスタイルなどの要素を細分化して決める事が大切です。
キャッチコピー
一言で相手が振り向くような言葉を考える力がキャッチコピーを作る秘訣です。
具体的数字を使う、お客さまの声を使う、権威性を借りるなどを盛り込むと反応するキャッチコピーができます。
アウトプット
『知識ばかりインプットしていて、全然アウトプットしていない』ことは最も避けるべきです。
アウトプットしよう!となった時に、圧倒的にオススメなのが、コピーを手書きで書き写す「写経」です。
写経を行うときは、「ユーザーのどんな心情を考えて、この言葉をいれたのか?」を考えながら、メモとして自分が感じた感想を書き加えることで、自分がライティングする時の参考になります。
5.人脈形成
起業は1人で行ったとしても、後々人脈は必ず必要になってきます。
起業準備として人脈をを作ることを起業の準備の1つに加えてみてください。
交流会に参加
人脈形成をするにおススメなのが、交流会に参加する事です。
人間心理などの勉強にもすごくなります。
一般的には、ビジネスマッチングをするような名刺交換会を思い浮かべるかと思いますが、起業の準備段階であれば、気軽に参加できるような飲み会や、BBQ、朝活などがおススメです。
それは、実際の将来のお客様に接する事が出来る事や仕事は「人柄」「信頼関係」などが大きく作用するからです。
顧客リストを作る
交流会に参加したら、顧客リストを作ってみてください。
出会った方の名前や年齢、話した内容、お困りごとなどを一覧にまとめます。
起業をする上で、この顧客リストはあなたの財産になります。
紹介を出す
交流会に参加する中で、出会った方同士を紹介することをしてみましょう。
ただ紹介すると思うかもしれませんが、紹介をする時に「相手同士にメリット」が有るように繋ぐことを意識しましょう。
本当にお互いの為に紹介を出せるようになった時には、もう人脈に困ることは無いと思ってもらって大丈夫です。
こちらも参考に2年で500人以上動員した!!起業前に覚えておきたいイベント参加の心構え4選
起業前に身に付けておきたいマインド
起業、ビジネスにおいてマインドは8割と言われるほど大切です。
お金をいただく感覚
うまくいく起業家の典型的な人としてお金をいただくことがとてもうまく得意な人が多くいます。
お金を頂くとはお客さんを喜ばすことだったり、お客さんの問題を解決することをしてきた人だったりします。
結果としてお金がくっついてくると思っています。
つまりお金を頂く感覚を養うためには現実あなたが日々生きている中で誰かの何かの問題を実際に解決してみることを考え実際にやってみることでしかお金をいただく感覚を養うことができないと思います。
起業をした後に1番大変で難しいこととして、やはり売り上げを出し続けると言うことがあります。
お金をいただけるかどうかの感覚と言うものは、とても起業家にとって大切なものになります。
マインドセット(リフレーミング)
リフレーミングについてお伝えします。リフレーミングという言葉を聞いたことありますか?
その国では靴を履く習慣がなく、すべての人が裸足でした。ある社員は「この国では、靴は全然売れないだろう」と報告しましたが、他の社員は「靴を履く文化を根付かせる事ができれば、非常に大きな市場になるはずだ」と報告したと言います。
起業家のしてこの考えがある事で新しいビジネスや、チャンスを掴む事につながります。
TTP( 徹底的にパクる )
テレビで見る事、保育園での踊り、習った歌を歌う事全てを真似してくれます。そして出来る事が増えて毎日著しい速度で成長しています。
成功している事例、メンターの1日の時間の使い方、マインドなどを徹底に真似をしてパクる事が起業家として大切です。
守 | 師匠に言われたこと、師の流儀・型を習い『守る』こと。 |
破 | 師の流儀を極めた後に、他流も研究すること。その型を自分と照らし合わせ、自分に合ったより良いと思われる型をつくることにより、既存の型を『破る』こと。 |
理 | 自己の研究を集大成し、独自の境地を拓いて一流を編み出すこと。師匠の型、そして自分自身が造り出した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から『離れる』こと |
これは、物事を学ぶ時の姿勢として昔から受け継がれている言葉です。物事を実行するために最も大切な基本姿勢となります。起業家としてもこの守破離の順で事業を作る事を根底に置くと良いです。
こちらも参考に成功する起業家・経営者のマインドセット10選
まとめ
今回は、起業における学びについてお伝えしました。
学んで満足せず必ずアウトプットする事を心がけるようにしましょう。
皆さんの身の回りで業績を上げられてる方、経営者の方は常に学び続けているはずです。学びに終わりはありません。
学び続けるプロセスでは、PDCAを回し続ける事を意識してみてください。
Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)
これは実験し続ける、上手くいったことはやり続けて、上手くいかなかったら修正を加えて、またやり続ける事です。
3日で修正する癖をつけましょう。
悩んでいる=暇です。
相談は解決できる人にしましょう。
そして、自分の機嫌は自分でとれるようにする。
万が一下がってしまった場合は、どうすれば、上がるか自分のパターンを知る事も大切です。
時代の流れが早い今だからこそ、常に学び続け自己価値を高めていく必要が有ります。
ダーウィンの名言ですが、「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものでもなく、最も頭のいいものでもなく、変化に対応できる生き物だ」
常に変化に対応出来る起業家になりましょう。