2021.1.3起業
日本は遅れている!?海外の起業に対する取り組みや考え方

こんにちは!
IMマーケティング事業部の中根実希です!
今回は、こんな方向けの内容となっています。
・起業家の方
・将来起業しようと考えている方
・現状の生活に不満をお持ちの方
現状を変えたい、アクションを起こしたい!けれど、なかなかアイデアが出なくて困っている!という方へ。
海外の企業や起業に目を向けたことはありますでしょうか?
情報収集やアイデアを出したいという時、日本だけでなく、海外の情報を参考にすることで、今までになかった考え方やアイデアが出てくるかもしれません。
ということで、今回は”海外の起業”に注目をしてご紹介していきたいと思います。
もくじ
日本と海外のちがい
日本の起業に対する考え・捉え方
まず、日本は海外の人口と比較をして、圧倒的に起業家が少ない国です。
※『平成27年度起業・ベンチャー支援に関する調査「起業家精神に関する調査」報告書』(平成28年3月 (株)野村総合研究所)より引用。
上のグラフからわかるように、いずれの項目においても、日本の回答の割合は、海外に比べると特に低いことがわかります。
私自身も、社会人4年目にして、起業という言葉を聞くようになりました。学生の頃の勉強は、サラリーマンとして働くための勉強のようなもので、学校卒業後は就職するという考えしかありませんでした。
学校卒業後の選択肢
皆さんは「GAFA」という言葉を聞いたことがありますか?
Google、Apple、Facebook、Amazonの頭文字を取ったもので、米国の巨大IT企業です。
この4社はアメリカ、シリコンバレーという都市にありますが、
そこにある大学、スタンフォード大学では、多くの起業家を輩出しており、最近はさらに加速しているのだそうです。
もちろん、大手企業に就職する人や大学院に進学することもありますが、”起業”が卒業後の選択肢の一つにもなっているのです!
羨ましい!私ももっと早く、そんな働き方があるのだと知りたかったです。
起業を支援する取り組み
ヨーロッパ随一の起業大国と知られるフランスでは、「個人事業主制度」というものがあります。
この個人事業主制度とは、2009年にフランスで施行された、小規模な個人ビジネスを簡単に始められるシステムのことです。
簡単に内容をご説明しますと、
①資本金が不要
誰でも簡単に起業できるように、資本金は不要で起業ができるというもの。
また、起業の手続きを簡略化し、自宅からインターネットで起業の手続きができます。
②売上が0だったときの税金を免除
日本では、売上や利益がゼロの場合でも、多少の税金を収めなければなりません。しかし、この制度では売上がゼロだったときの所得税や社会保障費を免除されます。
③そのほかの税優遇措置
地方税である地域経済拠出金の支払いを3年間免除したほか、付加価値税の徴収も免除されされます。
というものです。
この制度が施行されてから、フランスでは起業率が大幅に上がりました。
このように、海外では”起業”に対しての対策などが充実していて、リスクも低く手軽に始められるのです。
海外のアイデアをTTP
これまでに書いたように、海外では学生の頃から”起業”というものに触れています。
そういった環境で育つとやはり、労働者教育を受けてきた私たちには思い浮かばないような、アイデアやものの捉え方、考え方を彼らは思い描いているのだと思います。
現代は海外で流行ったものが、数年経過して日本で流行るということが主流となっています。ですので、日本で流行る前に、海外の流行りを収集して日本で流行らせることで、成功するということもあります。
今の環境ではなかなかアイデアが浮かばない、
なかなか自分に合った方向性が見つからないという方は
一度、海外のトレンドをいち早く入手して、
アイデアや業態、ビジネス方式をTTPする(徹底的にパクる)という方法で考えてみるのも1つの手。
何も、この世界にないやり方、ジャンルでスタートしろなんて、きっと誰も言わないのではないでしょうか。
まずは今あるスタイルを真似して、自分の力にし、アイデアが浮かんだら
自分がやりたい方向へシフトしていくのも良いのではと思います。
withコロナの時代、今後伸びていく業界とは
昨年、コロナウイルスの影響を大きく受けた業界が数多くあります。
ビジネスだけでなくても、私たちの生活もだいぶ変わったのではないでしょうか?
今年もまだコロナウイルスの影響で、必要なものと不必要なものの区別がはっきりしていくことでしょう。
人々がお金や時間をかけるものや、生活習慣もより暮らしやすいように変化していきます。
私たちには、その時代に合わせて変化し対応していく力が必要なのです。
では、以前とは全く違う環境になってしまった今、そしてこれから。
そこで、これから伸びていく業界・注目されるものは何なのでしょうか。
今後のキーワード
まず第一に、人でなければならない仕事は、今後さらに注目されていくことでしょう。
人でなければならない仕事とは、具体的に書くと以下の3つのようなものです。
★コミュニケーションに関わる仕事
人工知能が、もっと発達していくといずれ出てくるかもしれませんが、
人間の心を読み取る、気配りする力は人間にしかできないものです。
★創造性が必要な仕事
人間が1個ずつ丁寧にやらないと叶わないようなもの。
大量生産などはどんどん機械化され、技術的な部分人でしか作りあげられないものは残るでしょう。
★専門性が必要な仕事
=とても特殊な仕事。
資格がなければできないことであったり、その人にしかできないこと。
今後伸びていく業界TOP3
それでは、次に今後伸びていくであろう業界についてです。
1、IT業界
AI、ビックデータ、IoTという言葉を耳にすることも増えたのではないでしょうか?
AI(人工知能)が、自分の生活を管理して、食べ物や音楽を進めてくれたり、健康状態を管理してくれます。
そして、身の回りが機械化され、電化製品もネットで繋がっていきます。
さらに、商品の購入も実際に店舗に行かなくても、ネットで買える時代。
皆さんも、日々の日常でさりげなくITに触れているかと思います。気づかないうちに、全てがネット化され、さらに便利を求めていくことでしょう。
2、インターネット広告
最近は、テレビ離れも多く、スマホやタブレットから、SNSを利用して情報を得る方が増えてきています。
その中でも、モバイル向けの広告は注目され、2019年のインターネット広告費は、2兆円を超えており、今後もどんどん成長していくと予想されています。
3、医療・介護業界
現在の日本の問題の一つとして、少子高齢化というものがありますし、コロナの影響もありますね。
この業界も、今後AI技術などをどんどん取り入れていくかと思いますが、やはり人と人とのコミュニケーションが大切な業界です。
もし、若い子たちが働きたくないと言ったら、外国人労働者がやってきて、どんどん仕事を奪い、人ができる仕事が減っていくことでしょう。
将来の日本、私の未来
昨年から、コロナウイルスが流行し、今までのやり方ではダメだと振り切った方も多いかと思います。
また、2020年12月22日から「風の時代」が幕開けし、さらに今後も変化が激しい年になるでしょう。
今のやり方で良いのか、今後どうしていくべきなのか、自分はどういうことをしたいのか、再度考え直して2021年を素敵な年にしちゃいましょう!
この現状に退散するのか、敵にするか、味方とするかはあなた次第です。
私は、昨年インキュベーターズマーケットというコミュニティに参加しました。そこで、多くの方と出会い、情報を共有していく中で、自分のやりたいことや自分に合った夢の叶え方が見つかり、現在も独立に向けて勉強&実践の日々です。
この、インキュベーターズマーケットでは、起業のゼロイチが学べます。
全くビジネス・起業というものに触れていなかった私でも、本当に変わることができました。
日本でも”起業”が働き方の一つになる日が来ますように。
私たちと一緒に学び、発信し、海外のレベルに追いついていきましょう!
それでは、あなたと、将来について語れる日を楽しみにしています!