2021.2.16起業
【若手起業家へ】アイデアが出ない時は“思考の整理”からだ!!

こんにちは。
IMマーケティング事業部の森 寿一です。
このモノに溢れた時代に、
誰もが思いつかない画期的なアイデアが浮かんで、それを実行して、成果が出て…
と言うことは、限りなく0に近い確率のことでしょう。
あなたが今浮かんだアイデアは、世界中のどこかで誰かが同じようなことを考え、それらは間も無く共有されていきます。しかし、こんな時代でも日々新しいモノは生まれていっています。
その根本にあるアイデアは、パッと浮かんだモノなどではなく、日々の中の『何か①』と『何か②』の掛け算でできているのです。この『何か①』と言う素材は普段から頭の中で整理されていないと、掛け算できる『何か②』がでてきたとしても、そこでアイデアになることはありません。ここで大切になってくるのは『何か②』がでてくる時にはしっかりと、『何か①』を取り出せる頭でいると言うことです。
もくじ
アイデアを出すために普段の思考から意識する
では、『何か①』を取り出せる頭でいるためには何から始めたらいいのでしょうか?
まず、思考にはロジカルシンキングとラテラルシンキングと言うものがあります
ロジカルシンキングとは
ロジカルシンキングとは、問題を分解して整理し、結論を導き出すための思考法で、物事を深く掘り下げて考えるため「垂直思考」と呼ばれたりします。
ロジカルシンキンングの例
例えば、
『起業とは事業を起こすことである』
『私は事業を起こしている』
から
『私は起業している』
といったように、事実と事実の関係性から結論を導き出すことがロジカルシンキングと言えます。
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ロジカルシンキングのメリット
ロジカルシンキングは、論理的に事実から1つずつ答えを導く方法なので、アイデアを出す時以外にも、問題解決の場面や、物事を相手にわかりやすく伝える時にも役に立ちます。
あなたの周りの方に「この人話って何だか、わかりやすくて耳に入ってきやすいな〜」といった方がいませんか?
その方は普段からロジカルシンキングを行なっている方なのかもしれませんね。
ラテラルシンキングとは
ラテラルシンキングとは、前提を無くして水平方向に発想を広げる思考法で、物事を多角的にみて考えていくため「水平思考」と呼ばれたりします。
ラテラルシンキングの例
例えば、10個のみかんを3人に均等に分け与えるとすると、どのような方法をとりますか?
3つずつ分けた後に、余った1つのみかんを3等分するといった方法があるかと思いますが、こちらは論理的に考えていることからロジカルシンキングと思われます。
物事を多角的にみて考えるラテラルシンキングの答えの一例としては、10個のみかんをミキサーにかけ、ジュースにして、3等分にする。だったりします。こちらはいかがでしょうか?なんとなく「あ〜そんなのもありなんだ!」みたいな感じで、新しい感覚になってもらえるかと思います。
ラテラルシンキングのメリット
ラテラルシンキングは、前提をなくし発想を広げていく考え方なので、ロジカルシンキングだけでは解決できない事柄に対して、新たなアイデアで突破していくことができます。
ロジカルシンキング・ラテラルシンキングを活用してアイデアを出しやすくする方法
ここまでをまとまると、
アイデアを出すためには普段からの思考が重要で、その思考には
●ロジカルシンキング
●ラテラルシンキング
の二種類があり、それぞれ特徴あるメリットを紹介してきました。
では、この2つの思考法を使いこなすためには、どのようなことをしていけばよろしいのでしょうか。具体的な方法論をご紹介していきたいと思います。
ロジカルシンキングの鍛え方 〈ロジックツリー〉
ロジックツリーとは、1つの木から枝や葉っぱが伸びていく様子が、ひと目でわかるように図示されたものです。桜の木には桜の枝や桜の葉っぱが伸びていくように、このロジックツリーでは1つの事柄に関して、関連のあるものを書いていきます。
このように1つの事柄を分解していくことで、アイデアにつなげたり、課題解決に活躍したりします。
ラテラルシンキングの鍛え方 〈ウミガメのスープ〉
ラテラルシンキングというものは、例題でもご紹介したように自由な思考法なので、一重に鍛えると言っても、とても難しいものであります。しかし、そんな中でも、ラテラルシンキングの鍛え方として、「ウミガメのスープ」をおすすめします。
ある男がレストランで「ウミガメのスープ」を頼みました。その男はスープを口にしてウエイターに「これはウミガメのスープですか」と聞きます。そしてウエイターは「はい」と答えました。すると、その男は後日自殺をしてしまいました。なぜでしょうか?
と言ったように、この条件だけでは答えに導けません。ここから「はい」か「いいえ」しか答えられない質問をしていき、なぜ自殺してしまったのかを考えていくものです。
このような問題が数多くあるサイト『ラテシン』がありますので、一度確認してみてください。
最後に、アイデアを出すためのとっておきを伝授
いかがだったでしょうか?
今後の活動に、思考法を踏まえ頭の整理に役立ててもらえると、私も嬉しく思います。
また、1人の脳で考えるということは、限界があります。思考法を活用することに加えて、多くの仲間と思考を共有し合えると、アイデアが浮かび続けるのではないでしょうか。今ではそういった仲間と出会える環境があります。下記のLINE@無料登録から、質問してみてください。そこにはアイデアに溢れた起業家がたくさん待っています。