2020.12.26起業
フリーランスは果たして幸せか。大切なのは”なぜ”フリーランスになりたいのか。

こんにちは。IMマーケティング事業部の榊です。
突然ですが、よく世間で聞くフリーランスについてあなたはどのような印象をお持ちでしょうか。
・自分の好きな時間、好きな環境で働ける
・やりたい仕事だけを選ぶことができる
・めちゃ稼いでそう
といった、肯定的な意見から
・安定しなさそう
・稼げるのはごくわずかの人間だけ
・ぶっちゃけフリーターと変わんないんじゃない?
といった、否定的な意見もあることでしょう。
実際どうなんでしょうか
結論から言ってしまうとデメリットのほうが大きいです。
しかし、大切なのはなぜフリーランスになりたいかです。
会社員として働くのか、フリーランスとして働くのか
これらはお金を稼ぐ手段の違いではありません。
どういう生き方をするかの違いです。
フリーランスを目指したい方、今の仕事が苦痛に感じている方必見の内容になっておりますので、ぜひ最後まで見て行ってください。
もくじ
フリーランスはエンジニアだけじゃない?
そもそもフリーランスとして活動している人はどんな仕事をしていると思いますか?
1番に思い浮かぶのが、エンジニアではないでしょうか。
しかし、フリーランスはエンジニアだけではありません。
映像クリエイターやデザイナーとして活動している方もいます。
最近だとyoutubeの動画編集者としてフリーになる方をよく見かけます。
ですので、もし今後何かでフリーランスとして活動したいと考えている人は一度どんな仕事をしている人がいるのか調べてみるといいでしょう。
youtubeの動画編集のようにその年によってトレンドが変わってくるので
そんなお仕事してるんですか!?というような人もいるかもしれません。
フリーランスのメリット
フリーランスのメリットとしては以下のようなものがあげられます。
・自由な働き方ができる
・給料に限界がない
・必要な額だけ稼ぐことができる
・ストレスフリーな働き方ができる
一つずつ解説していきましょう
1 自由な働き方ができる
フリーランスを目指す方は、自由な働き方をしたいからという理由が多いのではないでしょうか。
フリーランスになれば好きな時間に起き、好きな場所で好きなタイミングで働くことができます。
パソコン業務の場合Wi‐Fiさえあれば仕事ができるわけですからポケットWi-Fiを片手に旅をしながら働く。
そんなことも可能になってきます。
2 給料に限界がない
フリーランスを目指す最も多い理由が給料ではないでしょうか。
会社員だと決められた時間働くと基本給+残業代などが支給されるわけですが、それらは元から決められた額が多くどれだけ仕事をこなしても急激に給料が上がることはありません。
上司から認められて昇級したら給料が上がるかもしれませんが、上司から信頼されるにはどれだけ時間がかかるでしょうか。
働いた分だけ給料をUPさせたいという方はフリーランスとして活動するのがいいでしょう。
3 必要な額だけ稼ぐことができる
給料に限界がないという話をしたばかりで驚いた方もいるかと思いますが、自分で仕事をとってくるということは必要最低限しか取らないという選択肢もあるわけです。
例えば、田舎でのんびり暮らしたいという方は週2、3日程度働いてあとは家族と過ごしたり、趣味に時間を充てることが可能になってきます。
田舎なら家賃などもそこまで高くないので、フリーランスになって田舎に移住したという話はよく聞きます。
4 ストレスフリーな働き方ができる
上述でも話した通り、好きな場所、好きなタイミングで働くことはもちろんですがフリーランスならやりたくない仕事を断ることができます。
会社員なら上司から命令された仕事は確実にやらなければならず、仮にミスをした場合ほかの社員や会社全体に迷惑をかけることになります。
また常に上司の顔色をうかがって仕事しなければいけません。
ですがフリーランスならやりたくない仕事は断ることができ、やりたい仕事だけを行うことで結果的にミスをすることが少なくなります。
フリーランスのデメリット
これだけ聞くとフリーランス最高じゃん!!と思うかもしれませんが、それ以上にデメリットもあります。
下記からはフリーランスのデメリットについて説明していきます。
デメリットは以下のようなものがあげられます。
・安定しない
・スキルが上がらない
・すべての業務を自分一人で行う必要がある
・社会的信用が低い
・孤独を感じる
1 安定しない
フリーランスが一番恐れているのは安定しないことではないでしょうか。
会社員ならどんなに仕事ができなくてもクビにならない限り必ず給与が発生します。
しかしスキルがなく仕事がとってこれない場合給料が0円の可能性もあります。
また仕事がとってこれたとしても来月もお仕事をとってこれるかわかりません。
業種によっては継続的にお仕事を頂ける場合もありますが、景気の影響で来月からは仕事がなくなることも多々あります。
スキルが高くても景気や外的要因に大きく左右されてしまうのがフリーランスの1番のデメリットかもしれません。
2 スキルが上がらない
スキルが上がらない、これも大きなデメリットの一つです。
会社に属していればしっかりとした教育プランが用意されており、わからないところがあればすぐに先輩や上司に質問することができます。
しかしフリーランスで活動する場合、スキルを上げようと思うと独学かお金を払ってコンサルなどを受ける必要があります。
自分で調べて理解することができる人は問題ないかもしれませんが、コンサルを受ける場合費用は決して安くありませんので慎重にならなければなりません。
スキルを上げず、現状のスキルだけでお仕事をとってくることも可能ですが、その場合いつまでたっても低単価の案件しか獲得できなかったりと仕事の幅が広がりません。
3 すべての業務を自分一人で行う必要がある
会社なら仕事をとってくる営業部、資金の管理を行う経理部などに分かれており自分のやる仕事が分別されています。
しかしフリーランスの場合、どれだけスキルが高くても営業できなければ仕事はとってこれません。
確定申告も会社員なら会社がやってくれますがフリーランスはそれらすべてを行う必要があります。
4 社会的信用が低い
社会的信用が低いとはどういうことかというと
端的に言うと、銀行がお金を貸してくれなくなります。
安定的に稼げるかわからないということは貸したお金が返ってこない可能性があると銀行は判断します。
ですので、これからフリーランスになる場合は先にカードを作っておいたり、住宅ローンを組んでおくといいでしょう。
5 孤独を感じる
業種にもよりますが、基本的にフリーランスは1人で活動することが多いです。
パソコン業務の場合、1か月間家から一度も出ないなんてこともよくあります。
人は孤独に弱い生き物です。
なので、フリーランスとして活動する前にコミュニティに属したり同業者の仲間を作っておくといいでしょう。
最後に
フリーランスのメリット、デメリットを知ってどう思いましたか。
冒頭でも説明した通り、メリットよりもデメリットのほうが大きいと感じた方が多いのではないかと思います。
実際にその通りだと思います。
フリーランスとして安定している人はごくわずかです。
ただそれは稼ぐということに視点を向けた場合の話です。
そもそも安定とは何なのでしょうか。
お金を稼ぐことがすべてではありません。
フリーランスになることで会社員時代よりも稼いでる人は当然います。
しかし、稼いでいる=幸せなのでしょうか
田舎でのんびり暮らしたい場合、10万円程度稼げれば問題なく過ごせます。
重要なのはどう稼ぐかではなくどういう人生を送りたいかです。
もし今の仕事が嫌なら勉強してフリーランスとして活動してください。
もっと趣味に時間を割きたいなら勉強してフリーランスとして活動してください。
自由な生き方がしたいなら勉強してフリーランスとして活動してください。
もちろん会社員としての幸せもあります。
しかしもし、会社員として嫌々働いているのなら独立することも考えてください。
何も行動を起こさなければ自分の好きな生き方はできませんが
逆に言えば、行動さえしたら好きな生き方ができるのです。
働きたくない環境で仕事をするのか、それとも好きな仕事をするのか
選択するのはあなた自身です。
この記事を読んで少しでも生き方について考える機会が増えれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。