2020.10.31起業
田舎ビジネスを成功させる方法!田舎で起業する前に知っておくべき注意点

こんにちは、IMマーケティング事業部の山田です。
最近では、田舎で起業する人も増えてきているようですね。
私自身、実家が静岡県浜松市佐久間町という、とても田舎で産まれ育ちました。
電車は2、3時間に1本、バスは半日に1本・・・
コンビニがなく、幼少中学校は廃校、どんどん寂しい街並みになっていきます。
過疎化が進み、地域の3分の2が65歳以上の高齢者です。
そんな田舎ですが、地域の方々はとても温かく、自然豊かな佐久間町が私は大好きです。
現在は佐久間町を活性化するために事業に取り組んでいます。
この記事を見ているあなたは少なからず田舎で起業することに興味をもっていることと思います。
しかし、田舎で起業したところで稼げるのか不安・・・
田舎でどんなビジネスをやったらいいのかな?
田舎で起業して成功できるかな?
人口が少ないところで、どうやって売上げを作ればいいのだろうか?
と不安な気持ちもあるでしょう。
私自身が不安な思いもあったのですが、今は自信をもって取り組めています。
自身の体験も活かし、今回は田舎で起業しようと考えているあなたに向けて、田舎ビジネスを成功させるための方法、田舎で起業する前に知っておくべき注意点、田舎で起業するメリットをお伝えします。
この記事を読んで、少しでも役に立てたら嬉しいです。
もくじ
田舎ビジネスを成功させるための方法4選
地域の人達との交流が成功の鍵
起業した時に応援してくれる人たちが身近にいるのって、とても心強いんですよ。
都会でも「人脈」って大事なことだったと思いますが、田舎は更に重要です!
人口の少ない中でやっていくので、地域の方々に受け入れてもらうことが成功への鍵になってきます。
ただし働き方によっては、人脈がなくてもやっていけます。
地方の人全員が新しいことに賛成するわけではありません。
しかし、交流をもち一度仲良くなれば身内のように熱心に協力してくれる方が多いです。
1人でやろうと思わずに、地域の方々に発信していきましょう。
移住して交流をもたずに起業すると、「いきなりこの地域に来て何をやっているんだろう?」と不安や不快に思う地域の方々もいるかと思います。
ビジネスの内容だけでなく、あなたの普段の生活や趣味、考えなどもオープンにして、地元の方々と積極的に交流することが大切です。
関係性が築けたら、採れたての野菜をくれたり草刈りを手伝ってくれたり集客の手伝いをしてくれたりと、全力で協力してくれるでしょう。
SNSで発信しよう!
田舎で成功しているお店は、その日のランチメニューや、人気メニュー、期間限定メニューなどをインスタで紹介しています。
メニューだけではなく、お店の雰囲気やそこで得られる体験をSNSを使って発信して成功しているお店もあります。
今はInstagramやFacebook等で写真を見て「すごい素敵な場所だな」「遠いけど行ってみたいな」と思うことが増えていますよね!
私自身も「浜松でカフェに行こう」となった時、Instagramでハッシュタグ浜松、カフェなどと検索し写真や口コミを見て「美味しそうだからここにしよう」「お店の作りが可愛いからいってみたい」と決めることが多いです。
こうしてSNSで発信することによって「行ってみたい!」という声が増えて、集客へと繋がってきます。
特に若い人たちの情報源って今ではSNSですよね!
これから「お店を開く」という方は準備状況や想いを上げていくのもいいでしょう。
周囲との差別化を図るために、自分のお店をアピールしてみてください。
その場所、お店に魅力があれば少し遠かったり交通が不便でも、足を運ぶことでしょう。
ITに強くなろう!
コロナのおかげで都内でもリモートワークが進んでいるように、インターネット環境が整っていればどこでも仕事ができるからです。
総人口も少ない田舎だけで集客を狙うことは困難です。
さらに、田舎は車社会の地域がほとんどでアクセスの便も悪いです。
店舗を構えるのはいいですが、インターネットを使ったビジネスを取り入れ、自分たちの活動を拡散すると共に、オンライン上でも完結できるビジネス構築を目指すのがいいでしょう。
中には、まだ電波の悪い田舎地域もあるため移住する前にしっかりリサーチすることが大切です。
(ちなみに佐久間町は所によってソフトバンクが圏外になります・・・笑)
地方特有の融資をリサーチしよう!
地方創生に根ざした助成金・補助金などの企業サポートが充実しており、優遇が期待できます。
しかし、申請したら支援してくれるわけではありません。
プレゼンが大切です。
どれだけ情熱をもって想いを伝えられるか、
動機が強いほど共感してくれる人は増えると思います。
もし気になる地方や地域がある方は、その地域の支援制度をチェックすること、そして熱い想いを発信していきましょう。
田舎で起業する前に知っておくべき注意点
ここでは、実際に田舎に住んでいるからこそ伝えられる注意点についてまとめてみました。
失敗しない為にも、是非こちらを参考にしてみてくださいね。
飲食店は集客が見込めない
実際、田舎は人口も少なく現在ある店で間に合っているのでいくら美味しくて自慢のお店だとしても集客が見込めません。
「宣伝すれば人はくる!」と思うかもしれませんが、田舎の場合はアクセスの便が悪くて車がないと生活できないので多くの層を取り込むことも難しいんです。
中には車を持っていない人もいますからね・・・
どうしても近場で済ませたり外食よりも、自炊派の人が多いです。
そんな中、SNSやインターネットなどを使い、新規のお店としてスタートして、成功している飲食店もあります。
地域のリサーチを行い、戦略をよく考えることが大切です。
新しいものは受け入れにくい
地域の中での起業は盛り上がりますが、外部から来た人たちに対しては警戒されやすい所があります。
これは私の体験ですが、一度都会へ9年間出て地元へ戻ってきたのですが、元々住んでいた地域でもよく関わる地域の方々は交流を深められているけど、あまり交流したことがない方々も多いです。
昔住んでいたとしても、何年か経てば人の流れも変わってしまうので「どんな人なんだろう」って交流するまでは気づいてもらえないこともあります。
しかも年齢層も高いので、情報がなければ警戒されてしまうのは仕方ないですよね。
田舎で人脈がないと起業できない職種であれば、人とコミュニケーションをとれないと本当に難しいです。
ですが、諦めることはありません!
田舎の方々はとても温かいので、ありのままに自分を発信し交流を深めることで、応援や協力をしてくれる方も多いです。
田舎で起業するメリット
費用を抑えられる
田舎で起業すると、何よりも1番良いのが費用を抑えられるということです。
どんなものがあるかというと…
家賃が安い
土地が安い
人件費が安い
しかも最近では、地域によって各地で空き家プロジェクトが広まっているそうで、安価だったり無料で家を借りることができる地域もあるそうです。
なので空き家をリノベーションしてお店を作ることもできるし、普通に暮らしながらオンラインストアや出店だけで生活するということも可能です。
子育てしやすい
家族がいる人にとっては、田舎で起業することによってとても過ごしやすい環境になると思います。
空気も美味しいし、子育てのために田舎に住む人も増えているくらいです。
自然を思いっきり味わうことができ、自然体験をする中で豊かな心を育んでくれます。
ママさんには嬉しい保育園問題も、ストレスフリーです。
都内では待機児童が多い中、田舎では人口が少ないので受け入れてもらいやすいです。
また、満員電車にも縁がないのでベビーカーで肩身の狭い思いをすることもありません。
リラックスしたゆとりのある生活をすることができるでしょう。
助成金、補助金の支援がある
地方では、空き家プロジェクトがあるように地方創生による助成金や補助金の起業サポートが充実しています。
こういった体制がしっかりしていると、起業したい人にとっての後押しにもなりますね。
それぞれの地域によって内容も違うので、自分でやりたいと考えている地域のサイトをチェックしてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、田舎ビジネスを成功するため方法、田舎起業の注意点、メリットをお伝えしました。
人口が少なく、「新しいものを受け入れてもらうことが難しい」と言われていますが努力次第で何とでもなります。
まずは人脈つくりと、インターネット環境を整えてSNSで拡散してもらうことから始めてみましょう。
いきなりお店を構えるよりも、企業計画している時からコツコツとやるのも良いと思います。
地方によっては、支援があるので地方サイトでチェックしてみましょう。
田舎暮らし、自然に癒され地域の方々の温かさに触れて、のんびり過ごしやすい環境なので是非検討してみてくださいね。
浜松市佐久間町に来たい方はぜひお問い合わせください!(全力で協力します)
起業するためには知識・経験・スキルを身につけること、人脈を広げることなども大切ですよね。
私は、このIMにみなさんよりも少し前に入会し、起業において大切なこと(マインド面もスキル面も)を学んでいます。
田舎で起業をしたい方、興味がある方は右上にあるENTRYのボタンからお問い合わせください。
まず一歩を踏み出してみましょう!!
それでは、また。来週の土曜日にお会いしましょう。