2020.12.13起業
起業CAMP第2弾!事業計画を作るって簡単

こんにちは!インキュベーターズマーケット マーケティング事務局のハルナです。
以前好評だった起業キャンプが、先日2020年12月7日に第2回が開催されました!
第1回に引き続き、自分の事業をさらに伸ばしたい人、ゼロからイチを作りたいチャレンジ意欲の高い起業家さんたちが総勢21名参加していました。
今回の合宿は9月に行われた第1回のCAMPからさらにグレードアップし、内容が濃すぎるとリピート参加の方も頭を悩ませておりました。
2日間で事業計画の作成に特化し、グループで1事業、個人で1事業と全員が2つの事業を計画するという新しい試みです。
今回は起業家としてこの起業CAMPに挑んだライターによる、まだ参加したことないけど気になっている人のための起業CAMP参加レポートです。
もくじ
自分の興味、特技、経験を洗い出す。
1日目はグループで1事業を作るところからスタート。ここでのミッションは、” それぞれの個性をかけ合わせて、1つの事業を作ること ”。
ここで使われた自分の洗い出しの方法がブレインダンプです。ブレインダンプについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
↑この記事でも言っている通り、ブレインダンプは時間が命。ダラダラとやらず時間を決めてやるのがポイント。
ただ、このCAMPはとにかく速かった。その時間なんと7分。
7分で3種類のブレインダンプを完結させなければならなかったのです。
追い込まれた方が限界突破して新しいアイデアが浮かぶというのはこういうことかと思い知らされました。
全く交わるはずのないもの同士が出会った時
個人のブレインダンプが終わったら、間髪入れずにグループワークです。
さっき初めて出会ったばかりの人とこれから事業を作っていくなんてことありますか?ありませんよね。
しかも、それぞれ仕事の業種は様々。コーチング、ライター、営業、デザイナーなど…。
普通だったら交わるはずのないもの同士だけど、それが出会ってしまうのがこのIMCAMPです。
でも、出会ったことないものに出会うのってワクワクしませんか。こんなのもある、あんなこともできそう、って想像するだけで楽しい。事業なんて関係なく、ゲームみたいな感覚でわたしは参加していました(笑)
事業を起こすことは、人の悩みを解決すること
はい、起業の本質ですね。事業を起こすことは、人の悩みを解決することです。
そのため、この段階から、誰に、どんな悩みがあって、どうしたら解決できるのかを考えていきました。
あるキーワードに対して悩みを拡張する。拡張した悩みの1つに焦点を当て、どうしたら解決できるかの過程を拡張する。その拡張した方法を事業案として取り上げる。
このアイデアの拡張と収束の繰り返しによって、表面だけでは見えなかった真相が浮き彫りになっていくのです。
事業の計画は24時間以内に
ここからは発案した事業案を事業計画に落としていくターン。
サービス内容、ペルソナ、ベネフィットなど、誰が見てもその事業内容が明瞭で簡潔であるためにグループで練っていきます。
誰の悩みを解決するのか、その悩みはどんな悩みなのか、このサービスを買うことで誰にどんなベネフィットが得られるのかを明確にしていきます。
今回はスライドで発表するところまでを課題として与えられていましたが、その間なんと4時間半。思い立ったらすぐ行動の象徴かといわんばかりのスピード感です。
しかし全てのグループがこの時間内に立案から資料作成までを完遂させました!
現代はあなたが感じているよりももっとすごいスピードで社会が動いていて、昨日までニーズだったはずのものが一瞬にして不要と言われてしまうくらい動きが激しいもの。
あなたの事業を計画するときも、これくらいのスピード感、長くても24時間以内に立ち上げまで行いたいものです。
ひとりで事業を産み出すのは肉体労働よりも重労働だ
2日目は、グループでやった事をそのまま自分の事業におきかえるだけ。
” だけ ”、のはずが、これが想像以上に難産だった。
グループで会議をした時は「自分の持っているもの」×「仲間が持っているもの」で思いがけない化学反応を生むことが出来ましたが、1人でやっているにはそうはいかない。
自分にとってブレインダンプで書き出したそれぞれのキーワードはすべて自分を構成している要素だから。
勝手な固定概念で、これとこれは組み合わせられないと、みんな自分で自分を縛り付けていました。
大事なことは、とにかく考えることを辞めないこと、ペンを走らせるのを辞めないこと。ブレインダンプで出たキーワードの数だけ、あなたの事業は作れる。
〇〇×△△の字面の組み合わせだけで良い悪いの判断をするんではなく、拡張と収束の繰り返しをしてからやりたいかやりたくないかの判断をする。
ダメだった時はかけ合わせに戻ればいい話なのだから、とにかくうんうん唸って考えることを辞めないことが、案外近道だったりします。
自分よがりにならないために
得意なことがあったり、すでに収益化にむけて動いていると、どうしても偏った視点で物事を見てしまったり、お客さんが得られるベネフィットを見失ってしまうことがよく起こります。
そんな時に、意見が求められる相手がいるといいですよね。それが今のお客さんでもいいし、仲間でもいいし。
きっとこんなことで悩んでいるだろうと踏んでいたことはたいてい半分はあなたの勘違いだったりします。
こまめに他者に確認をとって、自分の考えと実状のギャップを埋めることは必要な工程です。
また、ベネフィットと機能をいっしょくたにしてしまっている人が多くいました。
ベネフィットと機能は全く別物です。
こうやって勉強している時は当たり前だろ、と思うでしょう?
実際にやってみると自分が伝えたい機能ばかりが先行しちゃって、” ベネフィット ”でなくなってしまいます。
これはもう実際にやって実感して、意識するほかありません。
事業計画を進める1番の近道
今回私が1泊2日の起業CAMPに参加して思ったことは、こんな機会がなければ自分の事業をアップデートしようと思わなかったし、事業計画を出そうとも思わなかった、ということです。
私はライターという仕事で、会社を立ち上げるほどでもないフリーランスでやっていて、事業展開なんて考えてもいなかったです。
でも、自分の得意とするSNS(Twitter)をかけ合わせることで、社会貢献的なライターコミュニティを立ち上げようと決心しました。
自分の強みはなんだろう…と悶々としていた子が、最後にはちゃんと自分の強みを生かして事業計画を立てていたんです。
それもこれも、起業CAMPに参加したから、本気で真剣に考えたんです。
やらざるを得ない環境を作ることが、事業計画を進める1番の近道だなと痛感させられました。
形にしたいなら自分から動くべし
たった2日で、6つのグループ事業と21の個人事業が誕生しました。
これはどんな理由であれ、起業CAMPに参加したからこそ得られた未来。これからこの21の事業はどんどん社会に向けて走っていきます。
起業したい、自分の得意を仕事にしたい、そんな風に妄想をするのなら、思いたったが運のツキ。ここで出会ったが運命。
一緒に、その妄想を現実にしませんか。形にしませんか。
動きたくてウズウズしているあなたなら、きっとステキな事業が作れそう。
まずは相談してみてください。その行動が、あなたの未来を変えますよ。